つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

春が気持ちを変えていく。

きょうは歩き疲れました。

 

 

札幌市営地下鉄大通駅から札幌駅までの間を往復して歩いてしまいました。

 

 

しまいました、という理由は、なんといっても「春」が近づいているからです。

 

 

 

札幌圏は先週最高気温が10度に届くかといった暖かさが続き、積雪が一気に減りました(ということは、屋根からの落雪などもあるので注意が必要なのですが)。バス路線などの大きな道路ではアスファルトが顔を出し始めましたし、集中的に夜中の排雪が入ったため、歩道と道路との間にあった小高い山(または壁)はすっかりその姿を消してしまいました。まだ一部の地域では残っているようですが、これも今後の天気次第で姿を消していくことと思います。

 

 

 

きょうの札幌は決して温かいとは言えない気温ではあったものの、風は微風程度。地下鉄から降車して銀行に寄った際、銀行内がえらい暑かったので、クールダウンがてら札幌駅まで歩くことにしたのですが、これが何とも気持ちいい、心地いいウォーキングとなりました。

 

空も雲ひとつない好天気で、ひんやりと、凛とした空気がからだの表面に触れます。こういった寒さもたまにはいいなぁと思いながら、少しだけうきうきして逸る気持ちを抑えつつ、ゆっくりと味わって歩きました。

 

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 雪が融け、滑り止めの砂が散乱しています。春はすぐそこまで来ています。

 

 

よくよく周りを見てみても、服装は冬用の重装備、というのはごくわずかで、誰もが「春はもうすぐそこ」といった感じの、少し軽めの服装になっていたのも印象的。社会が春を待ちわびている、というのを、何だか実感した時間でした。

 

 

 

 

 

札幌駅周辺で所用を済ませた後に、恒例となっているJRタワー展望台でデスクワーク。

ひととおり終えた後に街の様子を写真に撮ってみました。

 

 

 

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なんだか、気持ちはもう、春です。

 

 

 

この後お昼をいただいたのですが、きょうは珍しいところに行ってきました。

 

 

それは「献血センター」。

 

札幌市には献血を受け付ける施設がいくつかあるのですが、大通りにある施設は大通公園近くのビルに移転したことを思い出しまして、せっかくだから献血してこよう、ということになったのでした。

 

 

www.hokkaido.bc.jrc.or.jp

地下歩行空間(チカホ)直結です。

 

 

 

ここで献血のかんたんな流れを説明しますと

 

  1. 受付(カードを持っている場合はここで提出)
  2. 条件の確認
  3. 問診
  4. 血圧測定
  5. ヘモグロビン測定
  6. 採血
  7. 休憩の後終了

 

となっていました。

 

ぼくの場合、前回の献血が何と12年前だったことが判明(笑)。その頃とは確認する内容が格段に増えており、それだけ世情が変わったのだなと実感しました。

 

特に変わったな、というところを感じたのが問診前の条件確認のところで、HIVに関することはもちろん、特定の薬の接種や海外渡航歴などを申告する箇所が増えたこと。担当の看護師さんも仰っていましたが、以前の倍ほど、聞かなくてはならない内容が増えたそうです。

 

 

そんなこんなで

 

問診⇒異常なし

血圧⇒異常なし(札幌駅から歩いてきたため、多少血圧に変動があったものの、許容範囲内)

ヘモグロビン⇒異常なし

 

となり(ここで結構安心している)、晴れて採血ということになりました。

 

 

 

大通にある献血センターは1フロアすべてがこの施設になっており、窮屈さを感じさせません。またロッカーもあるため、かなり身軽になることもできます。

 

休憩室内は飲み物はもちろん、お菓子程度の食べ物、そして雑誌や新聞、コミック等が置いてあります(そんなにたくさんではありません)。またキッズスペースもあり、きょう伺った際には夫婦で訪れているかたもいらっしゃったので、使い勝手の良さを感じていました。

 

 

 

 

採血は、じつは結構「あっという間」でした。

 

なんだかんだ言って、トータル10分くらいでしょうか。

こちらが「もう終わったんですか?」と聞いてしまうくらいの早さです。

そこそこの時間取られると思っていたので、拍子抜けです(汗)

お陰様で、その後の休憩時間は非常にゆっくりと過ごさせていただきました。

 

 

 

 

採血が終わって休憩していると、カードに次の採決はいつごろから可能としっかり印字されています。ぼくの場合次は5月のゴールデンウィーク明けになるのですが、実はけっこうリピーターの方がいらっしゃることにびっくり。採血の後には粗品をいただいた(今回は歯磨き粉)のですが、リピーターのかたはそれ以外の粗品をもらっているようでした(スタンプカードも配布されていましたので、そちらの関係かもしれません)。

 

 

結局1時間半ほど滞在し、その場を後にしました。

 

 

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献血センターの窓から。

 

 

 

以前であれば、興味がない、という表現よりも「忙しくて行く暇がない」というように考えていたかもしれません。それが今は、どこかで余裕でもできたのでしょうか、献血にでも行ってみよう、という心境に変わっていたのです。どれくらい時間がかかるのかといった小さな疑問はありましたが、あまりせかせかしなくなりました。自身の行動の後を客観的に見てこんなことを言うのはちょっとおかしいのですが、やはり落ち着いてきたんじゃないかと思います。それは単純に「落ち着いた」という表現にとどまらず、「地に足がついた」という印象も加わっています。実際はまだまだかもしれませんが、この人(じぶんのこと)にとっては、とっても大きな変化であり、変革であるように思います。時間の使い方や予定の立て方、気持ちの持ち方などが、これまでとは何だか違う、という感覚を、ちょっとした行動を感じては思うようになってきました。

 

 

 

きょうはこれまでの運動不足を解消するかの如く歩きまくりました。

その甲斐あってか、つい最近まで感じていた「首と肩のコリ」がすっかり抜けていたことに気がつきました。何がどうなってこうなったのかはわかりませんが(笑)、結果として今日の活動は、いい方違えになったんではないだろうか、と思っています。

 

 

 

またこれから数日、書類の作成が続きます。

適度に運動して、適度以上にデスクワークを頑張らねばと思った、春が待ち遠しく感じた1日でした。