つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その51

【Series Herbie Hancock

 

Secrets / Herbie Hancock

 

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SRCS-9340

 

1.Doin'It
2.People Music
3.Cantelope Island
4.Spider
5.Gentle Thoughts
6.Swamp Rat
7.Sansho Shima


parsonel

 

Herbie Hancock(key)
Bennie Maupin(sax,bcl)
Ray Parker,Jr.(g)
Wah Wah Watson(g)
Paul Jackson(b)
James Levi(ds)
Kenneth Nash(perc)

1976年 サンフランシスコ録音

 

 

このあたりの作品はディスコで流れるような音楽を中心としたもので、ある意味仕方のない時代背景に押された作品となっています。
時代の求める音楽は何かというのを考えたとき、ひょっとしたら伝統的なジャズから離れる時期が必要だと感じていたのかもしれません。
そこで見出した路線が「ブラック・ファンク」。これは大いにヒットし、ハービー自身も多数の名作を残しています。

 

しかし、これはジャズではないと酷評する人もいると思います。

でも、本来のジャズを伝えるために必要なことは何かと考えた時に、対極にある音楽を伝えたり、伝統から派生したものを伝えたりと、いろいろ方法はあります。
かつて放送されていた「夜タモリ」で出演していた吉原さん(タモリさんが演じていたジャズ喫茶のマスター)は「これもジャズ」といったことを良く言っていました。
なんでもかんでもというわけではないですが、あらゆるところに「スウィング」は隠れているということに気がつく必要がある。
そう考えると、伝統のリズムではなく、まったく違うリズムの中にも、ジャズは生きていると考えていいのだと思います。

 

 

 

久々に内科にかかりまして、処方箋を服用しましたら、さすがですね(笑)翌朝調子がかなり戻ってきていました。

しかし本調子まではもう少し静養が必要と実感しているので、いまはできる範囲内のことだけに目を向けようと思います。