春の訪れを告げるニュースが舞い込んできていますね。
東京では桜の開花が宣言されたとか。
札幌では北海道大学の後期日程の合格発表が行われるなど、新年度に向けて加速している印象を受けます。
また、報道では札幌・藻岩山付近の住宅街で熊の親子が出たらしく、地元の町内会で回覧板が回ってきたそうです。
春を待ち望んでいるのは、人間だけではない、ということなのかもしれません。
きょうは朝から何故だか眠く、昼食を食べた後には夕方まで寝てしまいました。
単純に疲れていたからなのか?それとも何かの準備か?
疑問は尽きませんが、結局長時間眠ったことは事実なので、ここからまた順次整えていくしかありません。3月も下旬に入りました。もうすぐ4月です。口だけ動かしていても、時間は着実に経過します。口だけでは何も生まれないことが多いですから、しっかりと手足を動かし、ゼロをイチにしていく必要があります。
先日の連休で、思い切り買い物をしてきました。
日頃利用している札幌駅の複合施設である「ステラプレイス」。
こちらのクレジットカードを所有しているのですが、年に数回、ポイントが通常よりアップする期間がありまして、その告知が届いていたため、照準を合わせて買い物をしてきました。
思い切って買ってきたのは「書籍」。
ぼくは無類の「本好き」です。
以前はCDもよく購入していましたが、こちらは年に数枚程度しか購入しなくなってしまったのに対し、書籍は確実に年10冊以上購入します。
ポイントも通常よりアップする・・・ということと、このタイミングで発売される本もあり、購買意欲が膨らんでしまいました。
利用した書店は「三省堂書店」。
規模は中規模~大規模の部類かと思いますが、お気に入りの書店のひとつです。
こちらのサービスのひとつとして、一定の金額のお買い物をすれば、無料で配送してくれるサービスというものがあります(会員登録の有無で基準となる金額に違いあり)。
今回は思い切り買い物をする・・・というのが念頭にあったため、最初から配送目的で本の重さを視野に入れずに、いろいろと購入し、配送をお願いしました。
と、ここまでは通常の流れなのですが、この日は本屋の「はしご」をしていました。
次に向かったのは「ジュンク堂札幌店」。
地下鉄大通駅直結となっており、フロアごとにジャンル分けされている、札幌市内にある大型書店の代表格です。
こちらに寄ったのは気になる書籍の取り扱い店舗であったためで、問い合わせをしたところ在庫があったため、その日に合わせて購入。ジュンク堂は[honto]というポイントサービスを行っているため、利用頻度は少ないですがこまめに利用するようにしています。
はしごはここで終わらず、3店舗目へ。
最後に買い物をしたのは「ブックオフ南2条店」。
札幌市中心部にある店舗です。
ジュンク堂書店から歩いて数分のところにある店舗で、3フロアに分かれて書籍からCD・DVDとたくさんの在庫を揃えています。ここでも買い物をし、終了しました。
結局書籍だけで1万円の買い物をしていました。
まるで昨年テレビで放送されていた「読書芸人」みたい。
3店舗合計のお買いもの(左側の目録はタダです)。
そこまでの買い物をしようとは考えていなかったのですが、タイミングに合わせて買ってみたらこうなった、というのが正直なところです。しかし、現在多読を継続していて、かつ自宅にある本を減らそうとしているところに在庫を増やす行為はある意味真逆のことをやっているのでは?という疑問が浮かびます。でもそんな疑問は一瞬にして吹き飛びました。
理由は「減らしてきたからこそ」。
以前は積ん読(本棚などに積んだままで読まない状態)してある本も多くありましたが、現在は順調に消化しています。本に与えられた使命と、本を購入した人間の責務のようなものを果たそうと努力しているからこそ、いま在庫を増やすことについて何の負い目も感じません。むしろ歓迎しているくらいです。だって、新しい言葉が更に入ってくるのですから。
本だけではなく、モノにはそれぞれの「役割」があります。
その役割が終わるタイミングは、モノそれぞれです。
その時期があることを知っていくことも、必要です。
本棚にびっしりと本を収納し、それを眺めることが至福に感じていた時期もありましたが、いまは手放すことを憶えました。役割を果たしたモノを、次の場所に送り出すことを覚えたのです。
それは単純に「捨てる」という行為に留まる話ではありません。
それがわかってこそ、「片付け」「整理」の本質が何なのか、というのが、見えてきますよ。
きょうまでに読んだ本
愛のシッタカブッタ 小泉吉宏 メディアファクトリー (82)