つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

おわり。そしてはじまり。~ダンマの思い出⑮~

青森で少々肌寒い1日を過ごしたあと、北海道に戻ります。

 

 

 

東京に滞在していたときから帰りのルートを模索しており、結果八戸港から北海道にフェリーで上陸することに。このときはまだ時間があったのと、バスや宿等の決済をクレジットカードで行うことが出来たため、少ない手持ちでも安心して行動することができました。

 

ただ、移動には現金も必要な場合があるため、ゆうちょ銀行で用立てし、移動費に充てます。青森を離れる日、かさばった荷物をコンビニに持っていき、配送手配を行った後にJR青森駅へ。そこから八戸に移動するため、「青い森鉄道」という路線を利用しました。

 

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この路線は東北に新幹線が入ることになったときに運行を取りやめることになったため、民間が路線を運航しています。キャラクターグッズなども駅の売店で販売しており、記念に購入したことがあります。

 

 

フェリーターミナルに向かう際、交通機関を確認したところ、最寄の駅からターミナルまで運行しているバスがないということになってしまい、少々焦りました。観光協会の窓口で聞いてみても、運行はしていないとのこと。最寄りの駅からタクシーで向かうしかないとのことで、仕方なくそうすることにしました。

 

 

 

 

 

このときの記憶が薄れてしまっているため、道のりは定かではないのですが、青森-新青森までは青い森鉄道で。そしてJR線に乗り換えて目的の駅まで向かったように思います。移動時間は結構長く、北海道も広いですが、本州の広さも感じていました。

 

 

そして無事に八戸港に到着。フェリーは午後の便で、苫小牧に向かいます。到着は夜になります。

 

 

ここで今更といいますか、はじめて知ったことは、苫小牧のフェリーターミナルは1か所ではないということ。こんなアホなことはありませんが、単純に「苫小牧港」と伝えても、東なのか西なのかがわからないと混乱してしまいますので、くれぐれもご注意ください。

 

 

 

 

フェリーに乗船するのは、数える程しかありません。

 

最初は確か、修学旅行のとき。

その次は仕事で天売島・焼尻島に向かうとき。

そして今回。

8時間かけての船旅になります。

 

 

 

お客さんもそう多くはなく、予め購入した雑誌等を読んで過ごすことにしたのですが・・・

 

 

とにかく「寒い」のです。

 

 

冷房が入っているためか、そして半袖しか持っていなかったので、余計に寒い。

 

 

外も決して好天ではなかったので、ずっと寒かったです。

 

もうそのへんのマットを引っ張り出して簡易的な布団にしたりして、寒さをしのいでいました(笑)

 

 

で、苫小牧西港に到着すると、これまた雨(笑)

 

 

東北に入ってから、ずっとこんな天気が続いています。

寒かったし、微妙に蒸し暑かった。なんとも過ごしにくい天気が続きました。

 

 

 

 

お腹も空いたので、バスで中心部まで移動し腹ごしらえ。

そして普通列車で、時間をかけて帰宅しました。

 

 

 

これで、今回のダンマの旅は、終わりとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

このときは、何か特別なものを「得た」というように思いこみたかった節があります。

それも仕方ないことです。10日間も制限された環境の中で「瞑想」中心の生活を送っていたのですから。ただ、その成果といったものは、この時点では何ら感じることは出来ませんでしたし、逆に今まで通りの(ダメな)自分が出ていたように思います。筋トレなどと同じように、いきなり成果が出るとは限らない。それは、これから数か月かけて実感することになります。それは苦しみの連続であり、無力さを痛感した地獄の日々でした。

 

 

 

ただ、いまも生きている。

それは生き恥をさらしているだけかもしれません。けど、あの日からは確実に変化を遂げている自分がいると確信を持つことができます。

 

 

「考えない」ことは必要です。人間は起きている間、常に何かしらのことを考えている。つまりは思考が働き「続けている」と言います。つまりは就寝している間でしか、考えていない時間がないということになります。しかも現代人は起床時間が長くなりましたので、それだけ思考する時間も長くなります。しばらくのあいだはいいかもしれませんが、次第に疲れてきます。で、ピークに達したとき、不調をきたすことがあります。

 

瞑想や座禅がブームになるとともに「考えないための練習」といったものがスポットライトを浴びました。

 

 

考えないとは、結構難しいです。

つい、考えるための「お題」探しもしてしまいます。

それは何だか「考えない」ようにするのを邪魔しているようにも感じますし、考えることがもう癖のようになってきているとも言えそうです。

 

 

 

考えずにただ「感じる」。

ことばにすると???なのですが、これに慣れていかなくてはなりません。

 

ダンマで瞑想を学び、実践してきました。

何となくですが、コツも多少ながら掴んだと思います。

 

 

 

これをダンマ以外の場所でも続け、瞑想の効果・成果というものを、色んな分野に波及させていこうと思います。