つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

台北市内の移動はスムーズです。用途に合わせての移動がとてもかんたんです。~交通の国、台湾~

きょうは今回の旅行の「交通」について。

 

 

 

 

新千歳空港(国際線)について

 

空港は新千歳空港から国際線で台北に入りました。

 

新千歳空港周辺の駐車場ですが、新千歳空港ICが出来たこともあり、その数は増えています。元々千歳市側、苫小牧市側にはパーキングはありましたが、空港近くに高速道路の入り口が出来たことと、周辺に関しては開発がまだのため、現状はパーキングだけがあるような感じです(それでも、何らかの開発は進んでいました)。

 

 

 

新千歳空港の国際線(新しくなってから)を利用するのは、今回が初めて。

出来て何年経過するのかは忘れましたが、国内線への移動も連絡通路でスムーズになってますし、大変清潔さを感じました。日本らしいですね。

 

そして報道では聞いていたものの、手荷物検査ではそれなりの時間を使いました。

行きと帰りとを比べてみると、圧倒的に出国(日本から出る)時の手荷物検査のほうが手間をかけています。それだけ神経を使っているということでしょうか。この水準で行けばいいのでしょうが、またテロや紛争などが起こると、時間がかかりそうです。そのため、時間には余裕を持った方がよさそうだと実感しました。

 

 

 

飛行機について

 

 

今回の渡航に関し、飛行機はチャイナエアラインを使いました。

てるみくらぶでいくはずの飛行機は、エバー航空

話しによると、エバー航空の接遇はあまりよろしくないとのこと。しかし、チャイナエアラインはどうなのか。正直わかりません。いずれにせよ、4時間の空の旅です。何事も起きないようにと願いました。

 

 

 

結果。

 

 

 

たいへん接遇もよく、気配りも出来ていたと思います。

 

ただ、飛行時間が短いためか、離陸⇒高度安定⇒すぐ食事の流れにちょっとついていけませんでしたが(汗)。でも、食事は美味しかったです。ウーロン茶なんかは、日本のそれとはくらべものにならないほど美味でした。さすが本場といっったところです。

 

 

 

久々の国際線に乗ったので、客席に搭載されている機能がいつもと違います。

久々にヘッドホンが付属していましたし、自分の前の座席の背中側に小さなモニターがついており、音楽やゲーム、映画などが楽しめるようになっていました。これには感動で(笑)、行きには「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」、帰りには日本ではまだ未公開の「メッセージ(原題:アライバル)」を鑑賞しました。どうしても光が入ってしまうので画像をしっかりと捉えることは難しかったのですが、日本語音声もあったので、充分に楽しむことができました。

 

 

 

MRTについて

 

台湾の空港に着きますと、イミグレーションを通って晴れて入国です。

昔は簡単な受け答えをしていたはず(この国へは観光ですか?何日間滞在しますか?など)。しかし今はカードの確認、パスポート、指紋などの確認のみで終わってしまいました。これってすごいのか。すごいんだろうなぁ。

 

 

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乗り場。

 

 

その後、MRTを利用して台北の駅まで移動します。(台湾捷運MRT)

このMRTは昨日の日記でも触れましたが、ローカル線と快速があり、快速は3月に運航を始めたようです。切符は券売機で買い求めることも可能ですが、チャージが可能なカード(ヨーヨーカーというもので、交通系のICカード。紙幣・硬貨でチャージ可能)を予め買っておくと大変便利です。このカードの便利さについてはまた後日字数を割いていきたいと思います。

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路線図(青がローカル。紫が快速。)

 

 

タクシーについて

 

 

 

台湾のタクシーは、まず見つけやすい。

車体が、黄色で統一されています。

その上に乗っかっているやつ(タクシー会社の標識?のようなもの)とか、助手席にある「空車」とかは、日本と一緒。

 

それに安心なのが、「ぼったくりタクシーがいない」ことらしい。

それでも、初乗りは確か80元ほど。台北の駅に到着した時は既に夜になっていたので、ホテルまではタクシーを利用しました。

 

台北の駅構内にはタクシー乗り場があり、そこから移動。結果とても短い距離だと分かったのですが、合計で100元もいかず。時間か距離かはわかりませんが、運賃の積み上げ価格は少額のようで、とてもリーズナブルです。そのため、行きたい場所があるけど少し歩く、といった場合も、気兼ねなくタクシーを使いました。それほど旅費を圧迫しなかったのです。お土産品を両手に持っての移動はたいへんなので、タクシーでの大移動もありだと思いました。

 

 

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 台北駅前のようす。

 

バスについて

 

今回の旅で、1度だけバス(公車)に乗りました。

 

それまでは、傍目に見ていただけで、乗ることはないだろうと思っていたのですが・・・

 

台湾のバス、日本と比べると相当に荒井運転をします(汗)

まず、スピードを出します。交差点の原則は必要最小限です(そんなに減速しない)。

歩道から交通の流れをぼぉ~っと眺めていたことがあったのですが、バスが交差点に入るスピード感が日本ではまずありえません。乗っていても、右に左に振り回されます。これって、どのドライバーもそうなんだろうかというぐらいです。

また、停留所に止まる際も、急ブレーキとまでは行きませんが、前につんのめるくらいの勢いがあります。そのため、つり革や手すりなどにつかまっていないと、車内をあちこちに移動することになるので、注意が必要です。

 

そして珍しいと感じたこと。それは乗車した場所によって、運賃の支払いのタイミングがことなることでした。

 

つまりは

「乗車時に運賃支払い」と「下車時に運賃支払い」とに分かれているのです。

支払いにはMRTで利用しているカードで支払いが可能なので、カードリーダーにピッとすればOKですが、そんなのお構いなしにバスは動くので、清算時にも注意が必要です。(乗車区間によって料金が加算されていくようです。台北市内は一律運賃15元)

 

そして注意しておきたいことですが、日本語のアナウンスはありません。まだ電光掲示板で次の駅を表示してくれるバスであればいいのですが、運転手のアナウンスだけで、掲示板に表示されないバスもあります。その場合はいち早く路線図を見つけ、お目当ての停留所までの数を確認しなければなりません。慣れるまでは結構忙しいですが、それもまた旅の醍醐味といったところだと思います。

 

 

 

 

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 なんだかんだいって、台湾はバイクの国でもあります。

 

 

以上、走り書きですが今回は台湾の交通について書いてみました。

 

日本と似たようなシステム、しかし日本とは違った雰囲気のもので、移動時は終始ワクワクしていました。バス移動は最大の難関でしたが、慣れてしまえば怖くないですね。

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

ジーキル博士とハイド氏 スティーヴンスン 村上博基:訳 光文社古典新訳文庫 (116) ※月イチ古典

中島公園 さっぽろ文庫 84 札幌市教育委員会編 北海道新聞社 (117)