つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

表面的な騒ぎは終息へ向かい、内面の検証は静かな熱さを帯びる。~てるみくらぶ~

きょうの札幌は夏日になるほどの陽気でした。

 

先週末は運動会という学校が数多くあったようですが、週末は生憎の天気となってしまいました。一部の学校では中止(延期)、そして一部の学校では雨用のプログラムに変更して運動会が行われたようでした。

 

午前中に自転車を走らせて買い物に行きましたが、少し汗ばむほどの天気でした。

数日後には6月になります。リラ冷えなんていう言葉もありますが、季節は着実に夏へと向かっています。

 

 

 

 

ニセコに行く前。そして、ゴールデンウィークの前後(だったと思う)。

 

てるみくらぶから、1枚のはがきが届きました。

 

 

 、ないめん

 

 

表面には「重要なお知らせ」とあり、そこには管財人の名前も明記されていました。

開封するタイプのはがきであったため、開封して中の文面を確かめてみることにしました。

 

 

 

 

 

そこには、既に報道で知られている「破産」に対しての「破産手続開始通知書」が記載されていました。ここまでは報道でも知るところなのですが、文面を読み進めていきますと、「財産状況報告集会」に関する通知文が記載されていました。開催の時期は11月。夏を通り越して、秋に行われるようです。また、出席は任意との但し書きがされていました。

 

 

 

しかし、財産状況報告集会で何か大きな動きがあるという訳ではないようです。

イメージでは、どれだけのお金をユーザー等に回せるかの報告会といったイメージがあります。

 

かねてからの報道により、てるみくらぶの利用に際して支払った代金は、ほぼほぼ戻ってこないという大方の見通しが立っています。ツアーを利用していないにも関わらず、支払った代金が全額戻ってこないというのもふしぎな話なのですが、バックアップの体制などに疑問と不満を深く残すかたちとなり、今後の体制強化につながる見通しです。被害者の会も発足していますし、次の事例を発生させないという想いの強さが伝わってきます。

 

 

 

 

最近では、てるみくらぶの報道は耳にしなくなりました。

そのため、ヤフーニュースの検索機能を用いてここ最近の報道を調べてみたところ、

 

・取引先の倒産

・内定取り消しになったひとたちのその後

 

が主な内容でした。

その他としては、決算書の中身を読み解くといった内容や、ホリエモンが風刺するといった内容が目を引きました。

 

ここまで見ていくと、新たな発見というよりも、検証や巻き込まれた人たちの動向を追う内容となっています。

 

 

 

このような状況になってしまうと、あとは「調べる」要素が強くなるイメージがあります。

大学での研究課題といった、ある種ゴリゴリのイメージです。

経営に関する課題研究をはじめ、倒産に至るまでのプロセスの解析など、この事例(データ)から得るべきものはあるように思えます。いちユーザーとしては今後同じようなケースは御免こうむりたいのですが、結果があるということは原因が必ずあるということにつながりますので、ひとつの事例として、しっかりと読み解いてくれることを望むばかりです。