つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【活動報告】雨のなか、定山渓にある夕日岳に登ってきました。

 

今回の活動は「イエティ トレッキングくらぶ」。

 

いわゆる登山の会です。

 

 

 

 

昨日の本来のルートは「八剣山(はっけんざん)」だったのですが、前日からの雨でルートを変更。昨年も登りました、定山渓にある「夕日岳」を登ることになりました。

 

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登山口は国道沿いにある神社の境内内から。昨年と同じ場所ですが、雨が降っては止む、そしてまた降るという不安定な天気のなか、準備体操と神社にご挨拶と登山の無事を願い、トレッキングを始めました。

 

 

 

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標高は藻岩山とおなじくらい。

 

 

 

昨年同様、登山道は狭いです。加えて雨が加わり、道がぬかるんでいる場所が多数。水たまりもあり、足を取られることも少なくありませんでした。こんな状況だからではありませんが、注意喚起の声掛けもいっそう強くなります。

 

こんな状況でも変わらないのが「いきもの・珍しいもの探し」。

この日の旅のお供は、おおきなおおきなかたつむりでした。

 

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途中、セミの抜け殻なんかもあり、登山道は夏の訪れの匂いを残したまま。

でも実際は、大雨でした 汗。

 

この日の気温は決して高い気温ではなく、雨が降り続けると周りにどんどんガス(霧)が立ち込めてきました。そこまで濃いものではありませんでしたが、なかなか厳しいコンディションのなか、一路見晴らし台まで目指しました。見晴らし台に到着した後は、山頂まで目指す組と下山する組に分かれて行動。天候が悪化するとの見通しだったため、パーティーを分けるかたちになりました。というわけでぼくともうひとりのスタッフで下り組を担当。

 

 

この短時間でも、足元の環境などは目まぐるしく変わっていました。

 

 

水たまりが数多く出来ていたこと。足元が滑りやすくなっていたこと。

身体がなかなか暖まらなくなってきたことなど。

 

めげてしまいそうなコンディションにも関わらず、最後までペースを落とさずに下山できたことは、素直に凄いと思いました。途中で「もういやだ!」と泣いてもおかしくない雰囲気でしたから。

 

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急斜面で滑りやすい道

 

 

 

 

無事に神社まで辿りついたあとは、再びお参り。

その後駐車場に戻り、一足先に昼食タイム。

この日ばかりは、暖かいお味噌汁がありがたいです。

しばらくして、山頂目指す組も無事に下山してきました。

 

服装もリュックも雨で濡れてしまいました。

だからという訳ではありませんが、登山のあとは温泉で疲れを取ります。

 

 

 

温泉は日帰り温泉の受付時間がギリギリだったためか、他のお客さんは少なめ。

一列になって身体と頭を洗い、みんなでお風呂に入ります。

はだかのつきあいになると、こどもたちが元気に 笑。登山の疲れはどこへやらです。

きょうのトレッキングの達成感は相当なものだったと思います。

お風呂上りにお水を飲んで一息ついて、駐車場に戻ってお別れをしました。

 

 

 

登山のような環境では、他の人が力を貸せることは結構少ないかもしれません。

どんなに嫌だとか何だとか言っても、自分の足を動かさなければなりません。アクシデントが起きますと子どもの場合はテンションが一気に落ちてやる気をなくす場合がありますが、こんな環境にもめげずに頑張ったなと思いました。

 

 

 

 

 

 

雨の日の登山をしてわかったこと。

雨に濡れた植物たちの姿が、とてもとてもきれいだったことでした。

 

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雨粒がはっぱに当たって、無作為に動いている。

まさしく、自然の楽器そのものでした。

その姿を見て、ひとり勇気づけられました。