どうも。おっさんです。
きょうで41歳のおっさんになりました。
数年前(40代に入る前)までは「おっさん」であることを頑なに否定していたのですが、そこんところはなんだかどうでもよくなりました(笑)。
この1・2年で確実に身体の稼働域が狭まっていることを実感し、確実に衰えを感じている今日この頃です。反面、若い頃にはなかった「角が取れる」実感を得つつあります。勢いも若い頃から比べると確実にありませんが、その分無理な力を入れない程度の推進力を持つことが出来てきているように感じています。
午前中は曇り空だったのですが、午後から晴天に。
1年に1度しかない誕生日という時間を利用して、毎度おなじみのJRタワー展望台へ行ってきました。
今年の4月までは年間パスでの利用だったのですが、今年はなし。
年間パスはJRタワー指定のクレジットカードでの利用金額が付与の条件だそうで、今年はその基準に達していなかったようです。しかし、誕生日当日に展望台へ行けば、無料で利用することが出来るとHPで記載があったため、久々にお邪魔したという次第です。
久々に見る眺めはやはり素晴らしいものがありました。
年間パスは実費ですと5.000円かかるのですが、元が取れると感じたときには迷わず購入したいと思います。
この数年、特に、昨年と今年は、苦しみが連綿と続いています。
もうこの苦しみが実は好きなんじゃないかと思うほどのものです。
ここまでくれば、立派なドMです 汗。
当初は苦しみから抜け出るためにという想いで、新しくものごとを始めました。
しかし今では、その考えが変わりつつあります。
その考えが自分の中に定着しつつあるいま、苦しみが苦しみではなくなってきました。
しかしながら、現実的な問題は日々横たわっています。
これからの時間を、どのようにして使っていきたいか。
納得いく使い方をするために、どうしていけばよいか。
その根幹を成すものには、昨日ふれた「きほん」が大きく関わってきます。
仕事やプライベートに波があっても、きほんという「軸」が揺るぎないものとなっていれば、その波ですら楽しむことができるでしょう。
実は、これからの時間は「仕事で利益を得ること」(何だか儲けるということばをいまは使いたくない、稼ぐというイメージだが、少し違うというめんどくさいもの)の修行をしようと数年前心に決めました。
修行としてしまっているせいか、安定的な利益とはなっていません。
また、その他の安定についても、まだまだ課題は残っています。
ものごとを進めていきますと、じぶんではどうしようもないスピードに遭遇します。
そのスピードを目の当たりにし、膝から崩れ落ちるような経験を、これまでに何度かしてきました。全身から力が抜けていく、すべての感覚が無くなっていくような経験です。
それに抗うこと。それは、「諦める」ことを否定するものでした。
つまりは、諦めたくなかったのです。
ぼくの中では、「諦める」=「やめる」ということになっていました。
その考えといいますか、先入観のようなものが、きょう、いい意味で崩れ落ちました。
とあるコミックをきょう購入してきたのですが、その中のセリフで
「諦め」は「決意」に似ている。
と、ありました。
そのシーンをみたとき、何かの流れが変わった感覚を得ました。
ことばでは「諦め」というものを使っていますが、実際はそれを「諦め」てはいない。
逆に、いまは叶わない境遇の中でじぶんの気持ちをどう明らかにするか。
そこには“気持ちの強さ”が大きく影響してきます。
気持ちが弱ければ、諦めの意味合いは、さきほど記した「やめる」に近いものとなるでしょう。
確信もなければ、自信もない。チャンスだって来るかどうかもわからない。
結局は苦しみながら生きているだけかもしれない。
しかし、ということばがあるように。
ぼくはありがちなイメージを払拭させたい。
それが、人としてこの世界に出てきたミッションなのかもしれません。
いまは、事前に決めていた「3年」のうちの「2年目」。
すでに、半分まで来てしまいました。
残りの時間で、どこまでいけるか、どこまで進めるか。
それらはすべて、ぼく自身の決意にかかっていることは、言うまでもありません。
諦めることを「やめる」とするのではなく、違う意味として捉えることができるようになったとき、ぼくを取り巻く世界は、大きく変わることと信じています。
それがまるで「予定通り」だと、さも知っていたかのように、言える日を作りたいと思います。
JRタワーの展望台にあるカフェで少し休憩をしていましたが、この日も観光客がたくさん訪れていました。
その後幾つかの場所で買い物を済ませたのですが、向けていただいた笑顔がとても素敵なものに感じました。それはそうするようにというマニュアル的なものなのかもしれませんが、たとえおっさんになっても、この日ばかりは、祝福の笑顔としか受け取ることが出来ませんでした。
きょうもいちにち、ありがとう。