つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

恐怖の足音。

ああ、叩き起こされた。

 

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多くのかたがご存じのように、本日午前6時前にたいへん挑発的な隣国から飛翔体(中距離ミサイルとその後発表)が発射され、日本列島の北日本側を通るという緊急警報が鳴りました。

 

 

この警報で叩き起こされたものの、第一に浮かんだことは「いまミサイルはどの位置にいるのか」でした。

 

 

そしてすぐにテレビをつけましたが、警報の内容を繰り返し読んでいるものが殆どで、知りたい内容がしばらく入って来ませんでした。その後一部の曲では専門家と電話をつなぐなどして詳細の解説を行っています。

 

 

 

結果としてミサイルは北海道のえりも町近くを通過し、1.000km以上離れた海上に落ちたらしいということ、そして目立った被害はないということでひとまずは安心しましたが、通常は事前の告知をして飛ばすはずのものが、このときは通告なしで飛ばしていたため、日本全体が混乱した印象を持ちました。

 

 

 

警報が鳴ったとき、出来ることとしたら避難の準備程度。

続報を待っているうちにミサイルはどんどん進み、どこかで落ちている可能性がある。

これほどもどかしい時間はありませんでした。

 

その後「通過」の続報が鳴ったため、いっきに疲れた体を癒すために二度寝(笑)

現在もなんだかすっきりしない状態が続いています。

 

 

 

 

これまでにミサイルの発射は何度かあり、そして何度も不安と恐怖心を煽られている状態です。この背景を色々と探る動きがありますが、今後どのような展開が起こるのか?同盟国は鉄拳制裁を下すのか?予測がつかめませんが、望むべくは戦禍が起こらないこと。これに尽きます。

 

しかし、戦争をしたいのか、それともしたくないのか、果たしてどっちなのでしょうか?

それに、慢性的に貧困が蔓延っているなかにおいて、たとえ軍事力を強化することを強調していたとしても、これだけのことを連続してやってのける資金力はどこから来るのか?個人的には、援助を継続する存在があると思っています(報道でもその旨何度かふれているようですが)。そして、その援助国がその国を「操り」、手先として使い、大国の動向を窺うための駒のようにしている感じにも見えます。はっきり言って、あまり気持ちのいいものではありません。

 

 

 

国を護る行動も、本格的になるでしょう。悲しいことではありますが、毛嫌いされ、放棄すべきと指摘された対抗力も、その真価を発揮することになるかもしれません。それを望むわけではありません。こういった力を持っていても使わずに終息するに越したことはないのです。

 

だがしかし、挑発的行為を繰り返す危険な隣国は、「対話」することをまったく考えていないように見えて仕方ありません。支援や制裁の緩和を実現させるための「成果」ばかりを求め、自国の行動を制限するための条件は受け容れる気配にありません。日本が長くこの国とのあいだに抱えている外交的問題も、本気で解決・終息させる気は、さらさらないのではと感じてしまいます。もはやこの国にとっては、「対話」は存在しないのではと思います。「外交」のようなものはあっても、結局は自国の要望のみの実現であり(自制を求められてもその後反故にしてきたことから)、よく言うWin-Winの関係ではないということです。

 

 

 

もはやこの国のやることは「オオカミ少年」と同じです。

 

何度も国家間の約束を反故にする(嘘をつく・いたずらのような行為)ことは、たとえ平和的解決を両国間で求めていたとしても、実現は難しいものになってくるでしょう。これが仮に「企業間」であればどうでしょうか。こんな対応をする企業と取引をするでしょうか?仮にその企業にしかない独自の技術を有していたとしても、交渉は打ち切られる可能性が高いと思います。そこまでのリスクを背負って実現した結果が、とても小さく見えます。ただ、国と国との関係は、かなり粘り強くという感じで、粛々としている感じです。しかし、この国の態度が挑発的であり、かつ真面目に取り組まないのであれば、平和的解決は残念ながら望むことは出来ないでしょう。どちらか片方の国がその実力を発揮してもたらす平和は、短期間で歪みを生じさせます。それでもそういった力による平定もやむなしという動きは出てくるかもしれません。いずれにしろ、余計な戦禍を起こさずに、「最小限」を意識した行動が必要になってきます。日本の国内ではまたいろいろ議論が湧いてくると思いますが、このような緊急事態に必要な行動が障害なく起こすことができることが、今後重要視されることになるんだと思います。

 

 

テレビでも触れていましたが、これからも警戒が必要だそうです。挑発的な隣国には幾つか記念日があるようで、まだまだ活発に活動する可能性が高いということです。いち個人が何かをどうするという力はありませんが、普段通りの生活を過ごし、無難になっていくことを想定し、脅威や不安を内に溜めずに過ごすこと。祈りが通じるかはわかりませんが、拡大も被害も最小限になることをイメージしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

未知なる脅威のあしおとが、1日でも早く遠ざかりますように。