つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その91

everybody loves you  /  Kaki King

 

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TOCP-67148


1.kewpie station
2.steamed juicy little bun
3.carmine st.
4.night after sidewalk
5.happy as a dead pig in the sunshine
6.the exhibition
7.close your eyes & you'll burst into flames
8.joi
9.everybody loves you
10.fortuna

-bonus track-
11.the old crow &the miner's daughter


CD-EXTRA

video:epk

audio
1.I train,1st ave:low
2.kewpie station(alt.take)
3.close your eyes(live)


parsonel

Kaki King(g)

 

この作品を知り、手に取って耳にしたとき、衝撃を受けたことを今でも思い出します。
当時日本には既に「押尾コータロー」というギターの名手がいましたが、彼が登場したときの震えに近いものを覚えました。
アコースティックギター一本で記録したこのディスクは、デビュー作としては申し分のない「鮮烈さ」を備えています。
若さ、または未熟さゆえの傾向も感じるかもしれませんが、この年齢だもん、これくらい弾けたっていいじゃないか!といった気持ちを持ちます。
このときで23歳。将来が期待できるアーティストの、堂々たる登場です。
収録曲は大学時代に断続的に録音されたものだそうだが、その静かな激情が映えていて、なんともいい作品になっています。

また、このディスクはエキストラが収められているので、パソコンを使用して再生すると別テイクを聴くことが可能になっています。