先週土曜日に、こちらのツアーに参加してきました。
その名も
木育バスツアー
です。
ドラッグストア大手のツルハドラッグと、P&Gさんの共同開催で毎年開催されているツアー。10年以上の活動実績があります。
イベントの告知は毎年5月・6月あたり。小学生までのお子様がいらっしゃるご家庭を対象としたもので、毎年多くの応募をいただいているそうです(倍率も相当なものだとか)。
実は我が家の近くにも最近ツルハドラッグが出来たのですが、よくメーカーさんの懸賞応募用紙のほかに、ツルハ独自のイベント応募用紙を見かけます。これはスーパーなどでも見られることではありますが、なぜかツルハさんのは目立つ印象。何が違うのだろうと考えてしまいました。
さて、肝心のバスツアーですが、行程はおおよそこんな感じです。
JR札幌駅に集合し、バスに乗車
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道民の森に移動(乗車時間:約2時間 途中トイレ休憩あり)
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道民の森に到着
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植樹活動
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場所を移動し、昼食
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クラフト体験(2種)
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閉会し、バスに乗車
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JR札幌駅に到着。随時解散
朝早くからの活動なので、帰りのバスは参加者も主催者側も静かになるほど。
移動時間もそこそこ長いですし、何より朝早くからの活動になっていますので、活動が終わった後の、緊張が緩んだ感覚は途端に眠りを誘うものになりました。
バスレク。
司会はAIR-G'のやぎっちこと、屋木(やぎ)さん。
植樹という活動は、近年多くの企業が手掛けるようになりました。
その活動自体は、とても評価できると思います。
あとは、その活動を行っている団体自体が、「植樹をしていくことが大事なワケ」をちゃんと心得ているかどうかだと思います。
大きなスコップを手に、みんな頑張って木を植えました。
最後まで、ていねいに。
ひと昔前。
環境保護という名目をもって活動するひとたちの決まり文句は「自然に手をつけるな」というものでした。この文句の印象は当時興味すらなかったぼくでも鮮明に覚えています。
言わんとしているところは、「人間の管理から手を離し、自然にすべてを任せるべきだ」というスタンスだと思います。そして、この印象を抱いている人が、いまだに多いと思います。
しかし、近年その考えが「誤り」だということに気づかされます。
それが「誤り」だとする理由は、さまざまな分野に波及します。
これはひとつの見方ですが
自然を残していくことは大事である一方、生活していくうえでも自然は大事な「資源」です。その自然を資源として利用していかなくては、もはや生活していくのは難しい環境下にあります。なので、自然資源はこれまで通り使用していくのですが、この資源が「枯渇」しないよう、自然を保護するのではなく、新たな自然を生み出し、継続して管理していくことが重要になります。
先ほど述べた「誤り」についてですが、あくまで個人的見解としては、今ある自然を自然に任せたままでいても、自然環境は甦りにくいということになります。これは必ずしも「人間が介入したから」という理由だけではないように感じています。「自然のままがいい」という言葉も、現代ではかなり無理が来ているということです。人間を含めた地球上のあらゆる「いきもの」がひとつのチームとならない限り、地球の自然は文字通り「保護」されないのではと感じました。
そんな難しい話も必要ですが、木を身近に感じていただくことも必要なわけで。
だから「植樹」と「クラフト体験」がセットになっているのかなぁと思った訳で。
顔出ししているのはすべてスタッフです。
おが粉アート。
ペンスタンド。※2個の材料をひとつにするという画期的な挑戦。
バーニングペンを使用し、文字などを刻みます(超真剣です)。
いまはわからなくても、自然に触れる機会があるだけで、種は蒔かれているように思いました。ここから木も人も「芽」が出ていけばいいと、感じました。
車窓から。スタッフ現地組が手を振ってくれました。