つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

いつかは来る結末。

長年使用してきたデジタルカメラ(以降デジカメ)が、起動しなくなりました。

 

 

 

バッテリーパックを充電してみたものの、うんともすんとも言わず。

 

カメラ自体に損傷は見られないため、恐らくバッテリーの寿命かと思われます。

 

 

 

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電源が入らないデジカメを眺めつつ、ついいろんなことを考えていました。

 

 

 

 

 

  

 

デジカメを購入したのは、軽く10年以上前の話になります。

 

メーカーは富士フィルム

型番はFINE PIX F70 EXR。

当時の一般的なモデルで、値段もさほど高くはありませんでした。

 

 

 

当時は携帯でも写真を撮ることが出来たものの、画素数が低かったので機能的にも優れていたデジカメを購入し、旅行写真やオークションの撮影など、多岐に渡り活躍しました。

 

 

 

デジカメを持ち歩いた先は、国内・国外ともに。

スマホがデジカメの代わりになるまでは、デジカメを持って出かけるというのはある種当たり前の事でした。性能はスマホのほうが良くなってしまったのですが、操作性の慣れなどからデジカメを現役で使い続けていたのです。

 

 

 

コーナー化している「整理棚からひとつかみ」に掲載している写真は、すべてデジカメで撮影しています。あまり細かいことはわからないのですが、写真を見る以上、まだまだ現役で使えるな~と思っていたほどでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

調子が悪くなったのは、ちょうど1年前。

 

 

 

別にシリーズで書いています、「がらくた整理ケーススタディをリアルに経験していた頃です。

そのきっかけはお店に商品の写真撮影に伺ったときだったのですが、店内は特に暑くもなく寒くもなく、いたって普通の環境でした。そんな中で商品の撮影を試みたところ、カメラに内蔵されている画面が正常に写らないのです。色彩の調整がまったくうまくいかない状態で、画面だけの問題かな?と試しに何度かシャッターを切ってみましたが、写真も同じような状態になっていました。

 

このとき既に「ああ、寿命か~」と思いながら、だましだまし使用していたのです、当時のカメラの不具合についても、電源を入れてしばらくしておけば正常に戻ったので、様子を見ながら使用していました。その後、特段異常もなくつい最近まで使用していたのです。そのため、電源が入らず使用できない状態を目の当たりにした瞬間、あっけない幕切れを感じました。

 

 

 

電化製品は、使用する期間が長いと感じる代表格だと、このとき改めて感じました。

 

自宅には、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、パソコン、電話機など、幾つもの電化製品があります。それらのほとんどは1度購入すれば10年程度は使用できる代物です。余程の不具合がなければ、短期間で故障するなんてことはないと思います。

 

しかし、技術の進歩は目覚ましく、ものの数年、もしくは数か月で新モデルが登場し、その機能性は向上しています。そのため、現在所有している電化製品の寿命を待たずに新モデルへ買い替えるという流れが出来上がりました。象徴的なのは、果物をトレードマークとした携帯電話の新モデルが登場したときでしょうか。現行モデルも人気がありますが、新モデルが出るとなったら予約、そして行列。その様子もテレビで流れています。

 

 

 

ぼくに関していえば、電化製品は必要最低限の機能が使用できればいい程度。

スマホもパソコンも、ほぼ基本的、もしくは応用的なものにちょっと毛が生えた程度しか使用していません(笑)いまはそれで充分なのです。これから先に必要なことが出てきましたら、それに合わせて使用方法も変えていくだけ。最初から「すべて」である必要はないかな~と、この記事を書きながら考えていました。

 

電化製品は、確かに便利。反面、キャンプ等で野外生活を送ると、電化製品なしで過ごす時間もいいものだと思うようになっています。それぞれにメリット・デメリットはありますが、それらの条件を「楽しむ」ことによって、感じる負担が少なくなるのではないかと思います。

 

 

 

デジカメが、使用できなくなりました。

 

幸い、SDカードに入っているデータは無事でした。

 

 

 

個人的な話ですが、新しいデジカメを購入するか?

カメラだけの話であれば、スマホで充分かもしれません。

 

 

 

どうやら、スマホ内臓カメラの使用方法を、把握しないとならないようです。

 

 

 

 

 

ひとつのきっかけが、自分を動かすことになる。

そんなことを感じた、肌寒さを感じる1日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

農ガール、農ライフ 垣谷美雨 祥伝社 (244)
大人の流儀6 不運と思うな。 伊集院静 講談社 (245)
不滅の意識 ラマナ・マハルシとの会話 ポール・ブラントン ムナガラ・ヴェンカタミラ:記録 柳田侃:翻訳 ナチュラルスピリット (246)
祐介 尾崎世界観 文芸春秋 (247)
もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。 松浦弥太郎 講談社+α文庫 (248)
木に学べ 法隆寺薬師寺の美 薬師寺宮大工棟梁 西岡常一 小学館文庫 (249)
柔訳 釈尊の言葉 第1巻 谷川太一 電波社 (250)
家族のシナリオ 小野寺史宜 祥伝社 (251)
松浦弥太郎の新しいお金術 松浦弥太郎 集英社文庫 (252)