一部のひとたちに、お別れの挨拶をしました。
どうやらパートさんは来月もシフトがあるようで、当然ながらぼくも同様のシフトだと考えていたようです。そのため、今月で終わりだということにたいへん驚いていました。
正直、これまで自分自身の評価については耳にすることがありませんでしたが、
幾つか、ありがたいことばをいただきました。
その声を素直に聞くことが出来ればどれだけいいのかと、考えたことがあります。
要するに、社交辞令で評価の声をいただくケースもあるからです。
ぼくの場合、担当の社員さんからの声が、それにあたってしまいました。
常に自分はどこかで迷惑をかけている。
そんなプレッシャーをかけながら仕事をしていました。
きょうは既存のパートさん(管理者含む)の一部にご挨拶。
何人かは「11月で終わりって本当ですか」と席に駆け寄ることも。
あまりにも短期間なので挨拶できずにいる人もいるのですが、素直な気持ちとしてお世話になったというものを持っていたので、感謝を伝えないとな・・・と思い、一部のひとには伝えていたのでした。
その話しから返ってきた答えは。
ぼくはちゃんと、今いる場所においてのキーマンのひとりとなり得ていたようです。
惜しんでくれる人もいました。
会社は何を考えているのかわからない(笑)と言う人まで。
実にさまざまな声をもらいました。
おかげさまで、帰りの列車でおセンチになってしまいました(汗)
反面、この場所に来てよかったんだと思いました。
一時期の悪い癖として、「この場所はぼくが居てもいいのだろうか」と考えることがありました。おそらく、そう考えているうちはダメなのです。一心不乱に、集中して取り組まなければ、その場所がどうなるかなんてわからないからです。今回はそんなことを考える暇もなく、集中して取り組んでいたと思います。そしてやっとこの段階で振り返ってみると、居てもいいのかというよりも、いい場所だなと実感していました。
振り返りは後日しっかりやろうと思いますが、今日の収穫は、ささやかな恩恵に他なりません。宗教で言うところの功徳よりも、ずっといいものだと断言します。日常の中で経験することから何かを感じていかない限り、成仏など出来やしません。って、思ってます。
特定の宗教に入ってないと成仏できないとか、天国に行けないなんて、古いですから。
あれ、なんで宗教の話しになってんだ(笑)
まぁいいや(笑)
ぼくたちはいちにちの中で数多くの体験を繰り返しています。
その内容は固まるかもしれませんし、バラエティに富むこともあります。
大事なのは、中身がどうであれ、どう受け止め、活かしていくかにあります。
それがないと、同じことの繰り返しを経験することになり、決して前に進むことはありません。
1年で四季があるように、変化の中でわたしたちは多くの経験をしています。
ただ経験することも大事ですが、そこから何を考えるかと言うのも重要な位置を占めています。
わたしたちは成長するいきものです。
わたしたちは考えるいきものです。
わたしたちは目指して動くいきものです。
きっと、みなさんのケースに沿ったテーマがあるんじゃないかと思っています。
短い間でしたが、明日が最終日となります。
明日はどんな1日になるのでしょうか。
勤務期間中は怖さも混じる複雑な時間を過ごしたこともありましたが、明日は管理者らしいことをしゃべり、振る舞い、感謝の気持を伝えようと思います。
ちゃんと、この言葉をいうことを誓います。
「ありがとうございます」と。