つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

年末恒例の帰省はときに小さな変化を生む。

平成30年が幕を開けました。読者のみなさま、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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平成ももう30年なのですね。

翌年には年号が変わります。自分自身が年号をいくつもまたいで生きることになるとは考えてもみませんでした。

 

明治・大正・昭和。

この3つの時代を生きた人を見ますと、まさしく激動を生きたと感じます。

平成も激動であることに変わりはありませんが、戦争という時期もあったことから、この3つの時代を生きた人には何らかの力を感じています。

 

 

 

 

ぼくは昭和生まれ。

現時点で、昭和と平成、ふたつの時代を生きています。

このままつつがなく生きていけば、平成の次の年号の時代も生きていくことになります。なんとも言えない気持ちになります。

 

若い頃は政治や国際問題等、広範囲にわたる諸問題に関してはとかく無関心でした。不思議なもので、年齢を重ねるごとに「勉強しなくては」との想いが強くなります。そこには様々な主義主張が飛び交いますが、まずは客観的な目で物事を理解していきたいと常々考えています。そうしませんと、絶対に何かを見落とすような気がしてなりません。コレが絶対正しいのだ!という主義主張は、各方面に存在します。それを押し通すだけが方法ではないということを、片隅に置かなくてはいけないのではないかと改めて感じました。

 

 

 

 

 

昨日は夕方に実家へ帰り、紅白歌合戦を鑑賞しながらご飯をいただき、談笑していました。

 

母の症状は相変わらずではありますが、比較的元気な様子で内心ほっとしていました。

こちらが意識して大きな声で話をしますと、逆に「声が大きい」と叱られたのには、苦笑するしかありませんでした。

 

昨年の今頃に体調を崩したこともあり、予防的に頓服を服用したとのこと。病状のトラウマは根強く残っているようですが、これは徐々に克服といいますか、忘れていかなくてはなりません。長丁場になりますが、じっくり付き合っていかなくてはな・・・と感じていました。

 

母の症状ですが、診断は異なるもののプロ野球チームの北海道日本ハムファイターズの監督、栗山英樹さんが現役時代に発症した症状と同じであることを、年末の特番で改めてしりました。改めて症状(メニエール病)についての説明が番組内でもされていましたが、発見から100年以上経過した今でも、発症の原因は不明だとのこと。この症状に関する研究が少しでも進めばと願いました。

 

 

 

 

我が家の年末は、夕飯にお寿司とおせちをいただき(北海道という土地は年末におせちをいただくそうです)、年越し前におそばを食べて過ごすというもの。家族が年々色が細くなっていることもあり、テーブルに並ぶお料理の数も減りました。

 

母は薬が出ているため、兄弟でお酒をいただきながら、年末を過ごしました。

 

 

 

 

 

うちの兄弟は、もともと会話を多く交わすことはありませんでした。

むしろ、大人になってだいぶ時間が経過してから、話すことが多くなったように思います。

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昨日は久々に兄弟で話し込み、お酒を酌み交わしました。

ちなみに、年越しそばは「はじめて」兄がこさえてくれました。

 

 

 

現在は兄弟の趣味に共通するものがあるため、その話しで1時間ほど話しました。

主に音楽とお酒に関してなのですが、若い頃はまったく異なっていました。それがいまはほぼかぶるのが不思議なほど。こんなところでも兄弟は似るのかーと思ってしまいました。

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兄のコレクションの一部。

 

 

 

声に出しては言いませんでしたが、昨年は、兄には随分と母の件で助けてもらいました。

まぁ、照れるのでお礼は言えませんでしたね。代わりにお歳暮を贈っていたので、よしとしましょう 笑。

 

 

 

 

きょうの札幌は午後から少し雪がちらついたものの、暖かい1日となりました。

おおきな道路はアスファルトが見え、交差点には雪解けの水で大きな水たまりが出来ている箇所がありました。地下鉄で家に帰りましたが、大通駅から円山公園駅(北海道神宮の最寄駅です)に向かう人たちが大勢車内に乗って来ていました。

 

新たな日常が始まる。

ここから、日常が続いていく。

 

きょうからまた気を引き締めて、やるべきことをしていきたいと思いました。