出張中に驚いたことがありまして。
ぼくはよく珈琲を飲みます。
自宅で淹れて飲んだり、外で購入して飲んだり。
車移動の際も、珈琲はだいたい購入します。
今週は特に寒い地域への出張だったのですが、札幌に帰る前、高速に入る前に寄ったコンビニで珈琲を購入しようと思い、レジ前に立ちましたところ、お店の壁に「限定珈琲」の広告が貼られてありました。
限定というのは珈琲豆の種類になりまして、日々同じものをいただいている者としてはちょっとした楽しみになりますが、その気持ちを大いに掻き立てる広告がそこにはありました。
なんと、コンビニで
「ゲイシャ」があるではありませんか!!!
えー、、、なんでこんなに興奮しているかといいますと。
このゲイシャという豆は貴重な豆になっておりまして、お店によりけりではありますが、ドリップバックがひとつ500円程度するという高級品なのです。そして香りも味も文句なしに良いのです。カフェのドリンクで注文しますと一杯1.000円はします。それがコンビニで、しかもかなりお手頃な価格で販売されていました。
店員さんに在庫の有無を確認したところ、まだありますとのこと。
迷わず、ゲイシャを頼みました。
そうしましたら店員さんは、「これ、そんなにすごいんですか?」と逆質問。
ぼくは「めったに出回らない貴重な豆なんです」とお話し。
店員さんは、そうなんですか、でも売れないんですよねー苦笑と仰っていました。
うん。普通なら一杯100円程度でいただけるのが、値段は倍以上しますからね。
知らない人はまず買わないかもしれませんね。
運よく知っていて、過去に一度飲んだことがありましたので歓び勇んで買いました。
香りもたいへんよかったです。ちびちびとやりながら、無事に札幌に戻りました。
これが都市部でしたら、あっという間に売り切れていたかもしれないことを考えますと、地方のコンビニでの出逢いは、勝手な「ナントナク」ではありますが、ささやかなご褒美のように感じられました。