つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その136

Standard Coltrane / John Coltrane

 

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VICJ-2173

 

1.Don't take Love From Me
2.I'll Get By(As Long As I Have You)
3.Spring Is Here
4.Invitation


parsonel

John Coltrane(ts)
Wilbur Hardin(tp)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)

Recorded July 11,1958


タイトル通りスタンダード曲を収めたもの。
収録日は「スターダスト」に収録された2曲と同じ日になっています。

1958年7月11日に収録された楽曲は8曲。

本アルバムで4つ。
スターダストで2つ。

残りの2曲は「バイーア」という曲に収められています。

同じ日に収録するものの、アルバムのコンセプトによって分けられるというのは面白い発想に思えます。

それは長期的な目、多角的な目があってこそ為せる芸当というべきではないかと思います。

 


ここで目にするウィルバー・ハーデンはサヴォイレーベルでも一緒に組んだことのあるメンバー。
そういった縁もここに活きています。

ハーデンを抜いた残りのメンバー、実は全員がマイルスのバンドに在籍した経験があります。
なんとも数奇なというか、どうやら意思はひとつの方向を向いていたようです。