つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その138

【Series Wayne Shorter

 

The Soothsayer +1 /  Wayne Shorter

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TOCJ-50272

 

1.Lost
2.Angola
3.The Big Push
4.The Soothsayer
5.Lady Day
6.Valse Triste
7.Angola(alternate take)


parsonel

Wayne Shorter(ts)
James Spaulding(as)
Freddie Hubbard(tp)
McCoy Tyner(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)

 

1965年3月4日録音

 


この作品はいくつか注目点があります。
ひとつめ:ドラムにトニー・ウィリアムスが加わっていること
ふたつめ:マッコイ・タイナートニー・ウィリアムスとの共演

また、この作品は当時録音されておりながら日の目を長く見ることが出来なかった作品でもあります。
フロントにサックス2つとペットが陣取っていることから、豪勢な編成だとわかります。6人編成(セクステット)ともなれば、変幻自在というよりは、より細やかな対応ができるというもの。
アルバムタイトルは「予言者」というまたなんともいえない、ショーターらしいタイトルですが、中身はとんでもなく素晴らしいものになっています。
王道といえばいいのでしょうか。ハードあり、クラシカルありなアルバムになっています。