つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

函館の話。

仕事で函館に出張してました。およそ1か月半の長期にわたり、たいへんお世話になりました。 

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定宿になったのはスーパーホテル。部屋の乾燥がかなりきつかったですが、快適に過ごすことができました。

 

 

 

 

 

仕事は先週で上がったため、今週からは移住の準備を行っています。

 

先週まで作業着を着て仕事をしていたのが信じられないくらいの変化です。

たまに一緒に仕事をしていた社員さんからメールが来てあれこれとつぶやいていくのですが、

 

「とみーがいなくて淋しいです」

 

の一言には何故だか申しわけなさを感じました。

 

その函館も気温が10度を超える陽気に包まれているようです。

 函館の現場は、けっこう詰めて作業をしていました。

 

宿に戻るのも少し遅いため、夕食も簡単に済ませようとしていたところがありました。

それでは味気ない!ということもあったため、何とかして美味しいお店を開拓しよう!ということで、食べ歩きの業務がはじまりました。

 

 

 

 

 

ミシュランひとつ星獲得のラーメン店。

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 残ったスープでおじやにするのがミソ。

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函館最後の夜に営業さんがご馳走してくれたお店で初めて見た「塩辛煮」

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小説にも描かれている函館の老舗Bar。

写真のカクテルはオリジナルで「海峡の光」。これは小説家辻仁成の作品及び映画をイメージしてつくられたもの。

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このお店を由来する舵の周りには、名刺が貼られていました。

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北海道新幹線はやぶさ」をイメージしたプーススタイルのカクテル。

バーテンダーの腕の見せどころです。

 

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この日最後にいただいたのは、日本名で「輸血」というカクテル。

後日別な店で飲みましたが、味が違っていました。

こちらのカクテルは創作なのかもしれません。

 

 

 

 

じっくり函館を見てみますと、どんどん魅力が出てきます。

食材の美味さはもちろんのこと、土地の歴史もあります。

短期間では味わうことのできない醍醐味を、感じることが出来ました。

 

 

現在、函館方面から札幌方面へ向けて新幹線の線路をつくる工事が行われています。

区間開業は2030年頃だったでしょうか、少し先になりますが、これがつながりますと函館へのアクセスが格段によくなります。

 

そのほか在来線にバス、車での移動や飛行機もありますので、選択肢が増えることになります。北海道の端から端まで移動することが、どんどん容易になってきています。そうなってきますと、遠方でも日帰り出張というのが出てくるかもしれませんね。

 

 

 

結局この冬の仕事では

 

遠軽町美深町留萌市浦河町千歳市函館市及び北斗市留萌市函館市及び北斗市⇒札幌市内⇒函館市及び北斗市⇒八雲町

 

という流れで各地を旅してきました。

 

仕事であっても違う土地に行けることは貴重な機会と考えていました。

その気持ちが、移住という展開を引き寄せたのかもしれません。

 

 

札幌での生活も、あと数日です。

いつも通る道も、名残惜しさを感じるようになりました。