八雲町に住み始めて、わかってきたことが幾つかあります。
そのひとつが、細かな買い物をするときには函館市へ行く必要があるということ。
というのは、八雲町にもいくつかお店はあるものの、都市圏のようにその品揃えには限界があります。そのため、そのモノ自体は売っていたとしても、希望のサイズがなかったりする場合があるため、大きな店舗へ探しに(または買い物をしに)いく必要が出てきます。
今月に入って2回ほど、そういった買い物のために函館市へ行ってきました。
写真はシエスタ函館の地下にある珈琲屋さん
以前は観光で。そして今は生活の一環として。
立場が変わりますと、利用先等も変わってきます。
出張時から思っていたことですが、観光では開拓しきれないなと感じていました。
函館もまだまだ行くところはごくわずかですが、無事に買い物を済ませ、食事も済ませ、途中寄り道もしたりなどして、その行き来を楽しんでいます。
3月下旬にオープンした、七飯町の道の駅。
本日現在で来場者数は15万人を超えたそうです。
ちなみに、下の写真右の「ガラナソフト」は「パチパチ」のトッピングをつけています。
その中で、ちょっとした発見がありました。
それは函館からの帰り道。
高速道路で八雲に戻る途中の出来事です。
大沼国定公園ICから八雲ICまでの移動のあいだ、パーキングエリアは一カ所。
その場所は「八雲PA」なのですが、高速道路上の案内看板を見てみますとこのような文字が出ていました。それは
「ハイウェイオアシス」
だったのです。
この「ハイウェイオアシス」、ぼくが知っているところは一カ所ありました。
それは北海道では有名な「砂川ハイウェイオアシス」。
どうやら道内にはほかにもハイウェイオアシスがあったようです。
ちなみに「ハイウェイオアシス」とはなんだろうかと調べてみたところ、ウィキペディアにこのような説明が記載されていました。
「高速道路上にある一部のサービスエリア (SA)・パーキングエリア (PA) に連結されている、道路区域外の都市公園・地域振興施設等の呼称である。施設の形態は多岐にわたり、その地域の特色を生かした文化施設を中心に、レクリエーション機能、ショッピングモール、都市公園などを備えたレジャーゾーンとなっており、高速道路の料金所を出ることなく、それら施設を利用出来ることが大きな特徴である」※以上ウィキペディアより引用
そして、北海道内の高速道路にあるハイウェイオアシスは何か所あるのだろうかと確認したところ、3か所あることが判明。
ひとつめはご存じ砂川サービスエリア(連絡施設に北海道こどもの国)
ふたつめは初めて知った豊浦噴火湾パーキングエリア(連絡施設に豊浦町営噴火湾展望公園)
そしてみっつめに我がマチ八雲町パーキングエリア(連絡施設に北海道立噴火湾パノラマパーク)
となっていました。
八雲町、いいトコロ押さえてますな~とひとり感心。
まぁ手放しでは喜べないのですが、重要な場所に変わりありません。
ではここで、噴火湾パノラマパークについて少し紹介したいと思います。
ゴールデンウィークも間近ですので、ご参考までにどうぞ。
噴火湾パノラマパークのURL
panorama.town.yakumo.hokkaido.jp
サイト内にも注意書きがありますが、噴火湾パノラマパークはパーキングエリア内に併設された施設で、一般道から入ってきて利用することもできる施設になっています。ただ駐車場は高速道路用と一般道用に分かれており、それぞれの道路に乗り入れることは出来ません。
噴火湾パノラマパーク内の施設ですが、
屋内・・・こどもの遊び場(無料)を中心とした施設(飲食・物販スペースあり)
屋外・・・オートリゾート八雲やパークゴルフ場、主に土産ものを扱う丘の駅などを設けた複合施設となっています。
※オートリゾート八雲を利用する場合は八雲パーキングエリアの前後にあるインターチェンジである「落部(おとしべIC)」もしくは「八雲(やくも)IC」で一般道に合流していただく必要があります。八雲パーキングエリアからオートリゾート八雲へ車で向かうことは出来ないです。
また、パーキングエリアからは少し離れますが、近隣の飲食店で
エルフィンのURL
ハーベスター八雲のURL
ハーベスター八雲は言わずとしれた「ケンタッキーフライドチキン」と深いかかわりのあるお店。エルフィンはアイスクリーム屋さんになります。導線は少し長くなりますが、遊びも飲食も楽しめる場所となっています。
反面。
高速道路が伸びたこと等が影響して、一般道特に市街地には観光目的のお客さんが少なくなったという声も聴こえています。ただこれは予測できていたことなのではないかと考えています。
新しい道筋を作ってしまえば、流れは当然変わります。
でもその流れは「意志」を持っています。
川の流れを変えるのとでは、勝手が違うんだろうなぁと考えていました。
いずれにせよ、新しい流れを作ることも、地域おこし協力隊に与えられたミッションです。長丁場になるかもしれませんが、コツコツ積み重ねていき、流れをつくることが出来ればと思っています。
最後にミニ情報で恐縮なのですが、八雲~大沼公園のあいだで、速度の取り締まりを行うことがままあります。大沼国定公園から函館市に向かう途中でも、速度の取り締まりを行っている場合があります。ちなみに今日は定点での速度取締り、そして覆面車両での取締りを目撃しましたので、安全運転にご留意ください。
近隣施設ではありますが、誇ってもいい施設だと純粋に感じています。
これをどう活かし、高速道路からではなく、一般道に降りてもらうということも含めて、色んなアプローチを考えてみる必要を感じた、雲の流れがとても速い1日でした。