やっとのはなし。
文字を書くことが出来ないでいました
その時間を短いとか長いとかを感じる余裕すらありませんでした
何も浮かばない日々でした
何も湧き上がらない日々でした
静寂のなかにすべてを置き去りにしようとしても
却って走馬灯があちこちを照らしては興味を惹こうとします
気概を削がれた木偶の坊に今更何の用かと思うほどです
本人は暗闇の中に佇みたいのに
月がどんどん高くなりその試みを阻もうとしました
なめたこと言ってんじゃねえぞって感じで
止まり木に身をあずけたい
ふとそんな欲が湧いてきました
水底に沈んでから初めて浮き上がってきた欲でした
跳ね返ってきた刃はわたしに深手を負わせましたが
それもすべて承知のうえでしたが
いざそのようになってみますとやはり苦しいものです
ブログの更新がない間もたくさんの方にお越しいただきました
かつては1日の訪問者数が一桁だったブログですが
ここまで育ち育てられてきていることに驚きました
万人受けするものではありませんが
またひとつずつことばを選んでは紡いで
伝えたいことを届けたいことを書いていきます
ようやっとこれくらいの文章が書けるようになりました
明日はどんな文章が書けるかな