つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その148

【Series Wayne Shorter

 

Moto Grosso Feio(アマゾン河)  /  Wayne Shoter

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TOCJ-50501

BN-LA014-G


1.Moto Grosso Feio
2.Montezuma
3.Antiqua
4.Vera Cruz
5.Iska


parsonel

Wayne Shorter(ss,ts)
John Mclaughlin(12 string-g)
Dave Holland(g,b)
Ron Carter(b,cello)
Miroslav Vitous(b)
Chick Corea(marimba,ds,perc)
Michelin Prell(ds,perc)

recorded on April 3,1970

 


ウェザー・リポート結成前の作品となっており、問題作とされたもの。
編成はピアノレス(チック・コリアは他の楽器を担当)となっており、独特の表情を見せています。
表題作を聴いた限りは「アリス・コルトレーンジョン・コルトレーン」のストリングスを意識多様な演奏となっているほか、その後もフリージャズを意識した、しかしその先にはマイルス・デイビスがいるかのような演奏を披露しています。
自身の音楽については「マイルス」というひとつの頂点から適度な距離を取る必要があり、決して離れるべきではないといった旨のコメントがあることから、精神的な面での表現や、テクニック上の表現について、自分なりの両立を目指したものと思います。