つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その150

Left Alone Revisited  /  Archie Shepp & Mal Waldron

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1.Left Alone(Spoken Lyrics)
2.Left Alone
3.Nice Work If You Can Get It
4.Everything Happens To Me
5.Easy Living
6.When Your Lover Has Gone
7.I Only Have Eyes For You
8.Blues For 52ND Street
9.I Loves You,Porgy
10.Lady Sings The Blues

 


parsonel

Archie Shepp(ts,ss,vo)
Mal Waldron(p)

録音:2002年2月7日、8日/パリにて

 

 

ビリー・ホリデイに縁を感じた二人が織りなす、彼女への想いを綴った手紙のようなアルバム。


現在は休刊してしまっていますが、スイング・ジャーナル誌のゴールド・ディスク選定を受けています。
そのようなセレクトを受けずとも、楽曲を聴けば一発でジャズが発揮する悲しみや切なさ、ときには苦しみといったものを感じ取ることができます。
ブックレットには「レフト・アローンの思い出」として、タモリさんや作家の藤沢周さんなどが想いを寄せています。
決して明るいアルバムではありませんが、日本語タイトルに「追憶」という文字が入るように、昔を懐かしむような気持ちで、このアルバムを聴いてもらえればと思います。