つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その151

Odyssey Of Iska  /  Wayne Shorter

 

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CDP 7843632

DIDX1592

 


1.Wind
2.Storm
3.Calm
4.De Pois Do Amor,O Vazio(After Love,Emptiness)
5.Joy

 


parsonel

Wayne Shorter(ts,ss)
Dave Friedman(vib,marimba)
Gene Bertoncini(g)
Ron Carter(b)
Cecil McBee(b)
Billy Hart(ds)
Al Mouzon(ds)
Frank Cuomo(perc,ds)


recorded at A&R Studios,New york City on August 26,1970

 


長い間再発がされなかった、ショーターのなかでもひと際レアだと言われた音源。
イスカとはショーターの亡くなったお子さんを指すとのこと(だったはず)。
その後国内盤で再発(初CD化?)されたものの、また身を隠してしまいました。

8人編成という布陣で臨んだ収録で、とっかかりの印象はコルトレーンの「宇宙を意識した演奏」に近いと感じました。
そこから、リズムの取り方がマイルスバンドのものに寄ってきます。
ワンホーン編成ではあるものの、宇宙の創造と言うか、混沌とした世界とでも言えばいいのでしょうか、なかなか抑えられないものがここに爆発しているという感じがします。