つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その154

【Series Wayne Shorter

 

Native Dancer  /  Wayne Shorter

 

f:id:maruyamabase:20180629222338j:plain

f:id:maruyamabase:20180629222356j:plain

 


SICP 712


1.Ponta De Areia
2.Beauty And The Beast
3.Tarde
4.Miracle Of The Fishes
5.Diana
6.From The Lonely Afternoons
7.Ana Maria
8.Lilia
9.Joanna's Theme


parsonel


Wayne Shorter(ts,ss,p)
Milton Nascimento(g,vo)
Herbie Hancock(p,key)
Wagner Tiso(key)
Jay Graydon(g,b)
David McDaniel(b)
Robert Silva(ds,perc)
Airto Moreira(perc)

録音:1974年9月12日 ロサンゼルス・ヴィレッジ・レコーダーズ録音

 


まだレンタルCD店のジャズの棚がほんの一部であったころ、ショーターがリーダーの作品でレンタルできたのはほぼこの作品だけでした。
その他は圧倒的にウェザー・リポートが中心だったように思います。

74年はウェザー・リポートを結成して3年目。いわゆるこれからという時期の録音になります。
ショーターのこれまでのイメージとは違った印象を受けます。
これこそフュージョン!といった展開は、これからのジャズ、そしてフュージョンという新世界への開拓であったに違いありません。
色んな意味でショックを受けたであろうこの作品は、同時に彼を代表する作品になりました。