つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

北海道八雲町の熊石(くまいし)方面を訪れて堪能した話。

2か月ぶりぐらいでしょうか。

 

本日は八雲町の熊石(くまいし)と相沼(あいぬま)地域に行ってきました。

 

上記は旧熊石町の地域となり、旧八雲町と合併した後は八雲町○○という呼称になっています。

 

八雲町内からは雲石峠を越えていく必要があり、同じ町内でも1時間近くの移動時間を要します。

 

 

 

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マップは熊石地域のものですが、天気も快晴(八雲側は曇りで湿度高め)であったので、結果としてとっても楽しい、ことりっぷとなりました。

 

 

 熊石地域に入った時間はちょうどお昼前の時間帯であったため、ソッコーでお昼をいただくことに。お目当てのお店は確認したところ夜のみの営業であったため、あいさつ回りの際にも訪れた食堂を利用することになりました。

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いただいたのは、「蒸しウニラーメン(塩)」。

観光客感まるだし 笑。

 

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いやこれが、うんまい。

塩ラーメンバツグン。

とっても美味しゅうございました。

 

その後、八雲町の熊石支所へ向かい、近隣MAPを入手して向かったところがあります。

それは熊石の歴史資料館というところで、八雲町内の資料館の熊石版といったようなものです。

場所を調べましたところ、先日あわびの里フェスティバルを行った会場を更に上った先にあることがわかり、訪れることにしました。

 

 

ちなみに、入館料はおとな300円になります。(小人はわかりません)

加えて、許可を得まして館内の写真撮影をさせていただきました。

 

 

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館内の構成は熊石地域の発展と農業・漁業の成り立ちから現在に至るまでの展示が多いです。実際に使っていた道具なども展示してありますので、とても歴史を身近に感じます。昔はニシンがよく取れたそうで、これは資料を読んでいてしったのですが、現在は「鰊」ということばを使いますが、当時はその価値の高さから「鯡」という漢字が使われていたようです。

 

 

 

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ちなみにこれは林業に関する展示

 

 

その他、アイヌとのかかわりやこの地で施政を行った権力者の話、この地を訪れた歴史上の人の紹介など多岐に渡り、内容としては濃いものだと感じました。

 

その他驚きだったのが「土器」や「土偶」が展示されていること。

 

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これはレプリカ

 

 

 

こりゃあも一回ゆっくり見たほうがいいなと感じました。

 

 

ちなみに事務の方から資料もいただきました。

ありがとうございます。

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その後、車を乙部(おとべ)町方面に走らせて、熊石の相沼地区方面へ。

 

 

 

何故そこに向かったかと言いますと、単純に「町内全部まわりたい」から。

八雲町側ですと、長万部に行く際と反対方向の森町に行く際に両端まで行くことが出来ます。しかし熊石方面はそうそう行く機会がないことと、近辺の主要道路が1本であるため、端から端まで移動することなどこれまでなかったのです。今回は車窓から眺めるだけでしたが、歴史ある場所でありますので、熊石で1日時間を費やすくらいの気持ちでまた訪れようと思いました。

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ちなみに、この先がせたな町方面。

 

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そして、この先が乙部町方面。

 

写真にもあるとおり、この日は北海道らしい夏の1日になっていまして。

これぞ夏!という感覚を十分に味わいました。

 

その後、車を乙部町の道の駅まで走らせまして、ソフトクリームに舌鼓。

 

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 その後、厚沢部町方面から八雲町落部に抜けまして無事帰宅となりました。

 

 

この日は久々に日本海側を走りまして、とてもよい感覚を得ることが出来ました。

日々あたまでっかちになってあれやこれや、あんなことやこんなことなんかを考えていますが、そういうのをすっ飛ばすという時間も必要なようです。

 

 

札幌市も歴史がテンコモリな街ですが、八雲町もそれに負けてはいません。もっともっと知っていかなくてはという、学者気取りではありませんが「知りたい」という欲求を再確認した、夏日の日本海でした。