つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その160

【Series John Coltrane

The John Coltrane Quartet Plays

 

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MVCZ-10094

 

1.Chim Chim Cheree
2.Brazilia
3.Nature Boy
4.Song Of Praise


parsonel

John Cltrane(ss.ts)
McCoy Tyner(p)
Jimmy Garrison(b)
Art Davis(b)*3
Elvin Jones(ds)

 


Recorded Date

1,2,4:May 17,1965
3:Feb 18,1965


インパルスレーベルにおける9つめの作品で、他界する2年半ほど前のものでありながら、この時期によく見られたフリーさが見られません。
そういった意味では、このアルバムには多少の驚きが入ります。

チムチムチェリーはどことなく名曲「マイ・フェイバリット・シングス」を想起させる演奏であることを含めると「いまこのコンディションでこういったリズムの演奏をするとどうなるか」ということをやっているような感覚になります。
ただ、この時期のコルトレーンの精神性を表した曲が3曲目と4曲目だと言われており、音楽を通して神から受け取ったものを音楽という媒介を通して伝えるという試みがここでも行われています。