つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その170

【Series John Coltrane

Dear Old Stockholm / John Coltrane

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GRD-120

 

1.Dear Old Stockholm
2.After The Rain
3.One Down,One Up
4.After The Crescent
5.Dear Lord


parsonel

John Coltrane(ts)
McCoy Tyner(p)
Jimmy Garrison(b)
Roy Haynes(ds)


Recorded

1,2 April 29,1963
3-5 May 26,1965


63年と65年の収録であることから、コルトレーン晩年の収録であることがわかります。
収録場所は、ルディ・ヴァン・ゲルダーのスタジオ。インパルスをけん引してきた人のスタジオになります。
ドラムはここではロイ・ヘインズがつとめています。エルヴィンとはまた違った印象のドラマーであり、曲目から想起しても、エルヴィンではなくロイのほうがぴったりな感覚はあります。
終始落ち着いたリズムで奏でられていますが、細部に関してはシーツ・オブ・サンンドが健在であることもわかります。
1曲に込めた想いが大きくて、演奏時間が長くなってしまうのは、この時代の常のようです。