つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】チキン・ハート

些細なことで胸が苦しくなる

 

想定していたことだったはずなのだが

 

どこかで想定外のことだと思っていたようだ

 

そこから吐き気が止まらず

 

帰宅してから苦しみを放った

 

どんどんと大きくなる 自分がやろうとしていることの何たるか

 

責任とか 無謀とか 人によっていろいろ言い方はあるだろうけど

 

当事者にはそんなの関係ねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ 苦しいの一言だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支えてくれる存在が欲しい

 

苦しみが和らぐひとことが欲しい

 

一瞬にして問題が解決すれば

 

 

いや それらは幻想で妄想なのだと

立場が変わってから痛烈に実感している

 

それはわからずやなどではなく

考え方そのものの違いなのだと

 

だからそれを恨むのはちょっと違う

だから考え方を変えていくしかない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬にして鼓動が不規則になる

 

一瞬にして血の気が失せる

 

一瞬にして視界が真っ暗になる

 

一瞬にして状況が一変することなど 日常茶飯事なのに

 

それが起らないと思っているほうが おめでたいと思ったほうがいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖がってもいい 踏み出すことを躊躇してしまうのも仕方ない

 

それは しっかりと想い 考えているという裏返しだ

 

それを踏まえたうえで進める一歩には 臆病さはどこにもない

 

そのハートは勇気を生み出す

 

それを忘れないでいて欲しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐの見返りなんてない

 

種を植えて 芽が出るまでのあいだのように

 

待ってあげなさい

 

 

 

すぐに振り向いてくれるようになんて思わないように

 

いままでに流した数々の一滴が

 

瑞穂の地を創りあげるまで

 

待つことができるようになりなさい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのハートを 誇りなさい

 

あなたは勇気ある人なのだということを