先日の日曜日、北海道でいちはやく桜が咲く場所として有名な「松前町(まつまえちょう)」へ行ってきました。
内容は松前まぐろ祭りに出展するブースのお手伝い。
木育マイスターとしてのお仕事です。
とは言ってもかんたんな木工制作のお手伝いなのですが、天気もたいへんよく、祭りもにぎわっていましたので心から楽しむことができました。
八雲町から松前町まで自動車で移動しますと、おおよそ2時間30分の時間がかかります 笑。
意外に遠いです。函館市で1時間30分を切るくらいですから、その遠さがわかります。
会場へは午前10時30分ごろに到着し、出店などを眺めながらブースを確認。
挨拶と名刺交換をすませ、配置につきました。
こちらのお祭り、本来ならば2日間の実施となるそうなのですが、地震の影響もあり今年は1日のみの開催になんだとか。
どうにもしようがないことではありますが、地震で短縮または自粛ということになりますと、本来予定されていた活気が生まれなくなります。ほんとうに仕方ないことではあります。
反面、こういう時だからこそ元気を出そう、活気を起こそうという動きもここ数年で見られるようになりました。強行では元も子もありませんが、出来る範囲での開催は、やはり待ち望んでいた人にとってはうれしいニュースになると思います。実際、会場はとてもにぎわっていましたし、そこにはなんともいえぬ活気がありました。
なんとなくですが、今みんなが望んでいるものが、そこにあるような気がしました。
とみーは祭りが終わる16時までのあいだ、担当のブースで受付と制作のお手伝いをさせていただきました。人の波が途切れた頃にお祭りの様子を見に行かせていただいたりとか、お昼をご馳走になったりとか、たくさんのご厚意をいただきました。
ありがたいです。ほんとうにありがたいです。
で、しっかりと松前町にお金を落とし(買い物をしたという意味です)。
個人的にもお祭りを堪能しました。
既にブースについていたので見ることができなかったのですが、松前高校でしょうか、書道部によるパフォーマンスが行われていました。
書道のパフォーマンスは今や甲子園があるほどの熱気ぶりで、大きな半紙に大きな筆などで文字を書きます。それこそからだ全体を使ってなのですが、そのリズムですとか、いろんなものがマッチングしていてとてもいいのです。
このときかかっていた曲はZONEの「シークレットベース」。歌い手は違う歌手だったかなと記憶していますが、その曲と掛け声を聞きながら、ぼく自身どこか励まされたような感覚になっていました。
しっかりと対応し、
しっかりと楽しみ、
そしてしっかりと日焼け 笑。
しっかりと松前のまぐろもいただき、
無事に幕となりました。
少し遠い場所ではありますが、松前町にまた来たいなと思った貴重な時間になりました。
松前のお菓子も買いましたし、酒屋で福井の日本酒も買いました。
その後松前温泉にも入り、締めに向かった先はコレ。
海苔だんだんです。
いただいたところはホテルなのですが、レストランが併設されています。
この食べものはテレビで紹介されていたのを見て、食べたいと記憶していたものです。
今回、その夢が叶いました。たいへんおいしゅうございました。
そして帰路に。
疲れましたが、とてもいい1日になりました。
遠出をするというのは、体力を使います。ときには気力も使います。
しかし、「それ」が必要なんだと思います。
疲れることを知っているからこそ、回復があります。
その法則の神髄を理解しますと、目指していた健康があるような気がします。
無理にとは言えませんが、出来るときには積極的に疲れる。
そして、心身の回復力に身を委ねる。
その繰り返しが、これからの時代にも必要です。
残暑が残る中ではありましたが、道南地方の遠出をすることが叶いました。
まだまだ行ってみたいところがあります。
積極的に、体力と気力を使いに行こうと思いました。