三連休の最終日、八雲町は雨になりました。
朝方に雷が少し鳴りまして、そこから雨粒がバラバラと投げ込まれました。
気温は昨日とあまり変わりないようなのですが、肌寒さを感じます。
イベントの実施まで、残り2週間を切りました。
書類の作成などはひと段落しましたが、ここからは足で稼ぐ段階になっています。
まずはポスターの掲示願い。
あちこちに行っては、ポスターを貼っていただくようお願いに回ります。
そして最終的な詰め。
直接話をする必要があることがまだいくつかあります。
電話やメールでもよさそうですが、可能であれば足を運び、向かい合って語りたいのです。
この1週間の間でも、新たにわかったことがいくつも出てきました。
その発端は「あれはどうなの?これはどうなの?」という質問が出てきたことが始まったのですが、どうしてそのタイミングで出てきたのかと思う内容になっていて、正直ナーバスな対応をしてしまいました(メールでは完全に喧嘩を売ってしまったと反省)。
しかしそれが幸いして、実は知らずにプラスになっていたことが判明。
その時々で反応するのはよくないことの実例だと反省しきりです。
まるで、よかれと思って言っていることが相手には嫌味にしか伝わらなくて反感を買って、でもそれが後日にはやっぱり大切なことだったと知るような感じとでもいいでしょうか 笑
まわりみちをしてしまった感満載ですが、何かと支えられて今日に至っています。
今回のイベント、実は自分なりに「出来たらいいな」と思うことがあります。
それは目標のようで、目標ではないようで。
効果といいますか、影響のようなものは出ないかもしれないのですが、悪あがきのひとつとしてやっておきたい(やってみたい)ことがありました。
それは、何か特別なことをするのではないのです。
単純に、期間中自分がずっとその会場にいて、来場者と話して、いっしょに遊んで、気持ちと言いますか、考えなんかも少しでも共有できたらと思っているのです。
それが果たして、何につながるのでしょうか。
目に見える効果というのは出てこないかもしれません。
寧ろぼく自身が意識するところは、各々の内面に向けての働きかけになります。
これは企画書では書いていません。書いても「なにこれ?」と言われるだけです 笑
では、それとは果たしてなんでしょうか。
源泉は、かつて洋画にあった「ペイ・フォワード」(原題:Pay It Forward)にあります。
それと、ガンダムね(笑)
その中身を紐解いていきますと、
映画のほうですが、ひとつの法則があります。
それは題名にもなっています「ペイ・フォワード」なのですが、劇中では「幸せの先払い」といった意味合いで用いられています。
この映画はぼくが20代のときに観たもので、社会学または社会科学といった分野の話だと記憶しています。でも間違っていたらごめんなさい。
この方法は、社会からネガティブなことをなくすにはどうしたらいいか?という問いに、ひとりの少年が出したこたえとなっています。
当時、この方法を見て驚きました。
中身はいたってシンプルなのですが、心底納得できるのです。
それ以来、この映画は何度か見直しました。
最近は見ることがなくなってしまいましたが、この理念はおそらくいまの自分の行動理念に反映していると思います。
そしてもうひとつ、ガンダムのほうです。
いえ、本人はいたってマジメな話をしようとしています 汗
どの部分をとってマジメな話かといいますと、それは「サイコフレーム」。
細かい説明は省略して、ぼくが注目したのはそれぞれの作品のクライマックスシーンなのです。
サイコフレームは人口物ではありますが、その効果ははかり知れない、予測できないものが含まれています。
逆襲のシャアにおけるアクシズ・ショックに立ち向かった、アムロが搭乗するνガンダム。
そしてユニコーンガンダムでは、デストロイモードの際に発行していた光が緑に変わり、驚異的な力を見せつけます。
そこまでの道のりを振り返ってみますと、搭乗者であるバナージ・リンクスの信念が引き寄せた展開だと想像することが出来ます。
そのいずれも「わかる」ことではあるのですが、現実的に考えると果たしてどうでしょうか。
これは架空の世界で進んでいる話なのでそれもアリかと想ってしまうのですが、現実的にはほぼ否定される内容です。
しかし、昔とは違い、映画にもアニメーションにも「メッセージ性」というものが含まれています。つまりは「投げかけ」を行っています。単純に楽しむことも出来るのですが、そこにはつい考えてしまう話題がそこかしこに含まれています。
この異なる2つの要素には共通するものがある。
そのように考え、そして感じました。
で、目標が生まれたのです。
「イベントの会場で、幸せ(善意)の先送りをする」
「この気持ち・信念そして軽やかな覚悟を、この会場いっぱいにする」
なんともおめでたい目標です。
しかし本人は、なかなかの本気です 汗
ぼくが考えるイベントは、もちろん「人」向けになっています。
それと同時に、その「土地」=「自然」に向けたものとしても考えています。
そんなふうに考えていきますと、打算はあってないようなものになります。
これを関係者が読んだらと想いますと・・・汗
いやいや、いいのです。ぼく、変人ですから 笑。
きょうはささっとしか触れませんでしたが、普通?のイベントの目標とは違ったところに焦点を置いています。動員数ももちろんなのですが、要のひとつはそれが「翌年以降も続くか」というものもあります。その要望が高まるには、イベントの評価とともに上記緑色で書かれているようなことも重要になってくると感じています。
いつまでたっても夢ばかり見ているおめでたい人間ではありますが、やると決まった以上はいたってまじめに取り組んでいます。夢をかなえてもらうのではなく、かなえるためにね。
いまのぼくにできることはなんだろうか?
いまのぼくがやりたいことはなんだろうか?
それが現実味を帯びていても、夢物語であっても、そこから目を逸らさず、どうやったら実現に結びつけることが出来るかを、しっかり考えていきたいと改めて感じました。