つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

「移る」ことは、「壊す」こと。

昨日の日記のつながりで、タイトルの文言を思いつきました。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

ぼくの場合は「移住」になりますが、「転職」もそれに当てはまると思います。

それは職場を「移る」からで、そう考えるとどこにでも当てはまる話なのかもしれません。

 

 

ぼくはこれまでにかなりの転職を繰り返してきましたが、その結果「収入」は上がることはありませんでした。せいぜい同じ水準か、その下です。

 

それはもう一つの事実として形成されていますが、どこかでわたしたちは「移る」ことを勝手に「ステップアップ」と捉えているようです。

しかしそれは大体の場合、「理想」どまりになってしまっています。

というのも、順調に移ることが、実はそうかんたんに出来ていないのでは?と思ったからです。

 

以前いた場所で「まで」培ってきたものを、移った場所で「活かす」。

文面としてはつながりますが、実際はそうかんたんにつながるものではありません。

これまでの経験や自信などの「まま」、移った場所で活用できるとは限らない。

そう考えてみますと、移った先の場所で「何も変わらない」状態で過ごしますと、早々に頭打ちになります。それはつまり、「壁にぶつかる」ことにつながります。

 

壁にぶつかるとどうなるか。

 

周りとの軋轢を生みます。

 

考えや想いを理解してくれる人が少なくなります。

 

そして、いつしか「孤立」してしまいます。

 

 

 

そうなりますと、なかなか自力で修正することは難しくなります。

まさしく「負のスパイラル」です。

 

 

 

そうならないために、という訳ではないのですが、おそらくは、新しい場所や仕事に移ったときに覚悟しなければならないことは

 

 

「壊すこと」

 

 

なのではないかと思いました。

 

何を壊すのか?それは「あらゆること」だと感じています。

プライドはそのもっともたるものかもしれません。

繰り返し書きますが、「今のまま」では、行き詰まることは必至なのです。

 

それを自覚するか。それとも認めず進むか。

 

 

そのどちらにも「壊」という文字が入ります。

 

「壊す」か、それとも「壊れる」か。

 

 

 

 

ぼくが見える範囲の人にはなるべく、「壊す」ことを選んでほしいと思いました。