奥底(おうてい)を観る。
国語の問題解説であることなのですが、文章の「表面」はもちろん、その奥の部分を読み取って設問答えよ、というものがあった記憶があります。
それは物事の見える部分だけではなく、表面に隠された見えないところまでも見ていくことが必要なのだよと言うことを、だいぶ後になって気づかされました。
実はこの原理、かなり頻繁に実生活の中で繰り返し起きています。
しかしながら、人はやはり表面上のことで「当たる当たらない」といった目で見てしまうことが多いようです。それが自分にとってプラスになるかどうかに直結するからなのでしょう、どうしてもそういった「白黒」つく結果を求めているようです。
実は本日、イベントの助太刀で久々にお客様相手にカードを引きました。
いずれのかたも順調にこの世界を生きていると実感したのですが、思えば残念な女性がひとりいらっしゃいました。
そのかた、日中から既に酔われていたのです。
こちらの話を遮っては質問を繰り返すまではよかったのですが、ついには
「これ、当たってないんじゃないのぉ~?」
と言う始末。
これには時間差で、少々カチっときました 笑。
これは当たる当たらないを判断するものではないと説明しましたが、本人が酔っていると認めていますので、すっかり忘れてしまっていることでしょう。そして自分なりの「都合の良い」解釈をして終わりになるのかなぁと感じていました。
実際、ぼくが使うカードは、「当たる」を目的としたものではありません。
なので、タロットとの違いを説明するのが少々面倒です 汗。
上記のかたにもその旨説明したのですが、既にすっとんでしまったようです。
まぁ仕方ない。それでも売り上げになったから良しとしましょう。
とまぁ、他人様相手にカードを引いていて、ふと思い出したことがあります。
過去記事にも触れたのですが
と、自分向けにカードを引き、その後の解説を
イベントの後で書いてみました。
ネタをばらしますが、このカード3枚は、先に行いました「噴火湾木育ひろば」にかかわることについて質問し、引いた3枚であります。
実は「振り返り」の記事では、すべてを解説している訳ではありませんでした。
それを、思い出したのです。
ぼくが使用しているマンダラオラクルカードですが、カード自体がもつ意味合いと、それぞれに分けられたカテゴリによる意味合いがあります。
振り返りの記事は、この「カード自体がもつ意味合い」についての解釈をしていたのみ。
カテゴリによる解釈と言うのを、実は行っていませんでした。
今回の記事はこの「カテゴリ」から見た今回のイベントはどうだったのか、というのを見ていきます。
まずおさらいですが、引いたカードは
1枚目(過去)・・・31番(インスピレーション)
2枚目(現在)・・・24番(入口)
3枚目(未来)・・・ 2番(静けさ)
になります。
※写真は過去記事をご参照ください。
これらのカードのカテゴリはどうなっているかといいますと
1枚目(過去)・・・31番(インスピレーション)⇒地球のメンタル体
2枚目(現在)・・・24番(入口)⇒地球のエモーショナル体
3枚目(未来)・・・ 2番(静けさ)⇒地球のフィジカル体(物質体)
と、なっています。
はい。なにがなんだか~ですね。
まぁそれはさておき、どのような解釈になっているかといいますと、
『
新しいきっかけはとても歓迎すべきことだけど、その渦中では縛り付けないことに注意して進みなさい。その呪縛を解く魔法は、「ポジティブ」です。
そのさなかで、思考と感情を一体化させることを注視しなさい。なぜならそれらはバラバラにしてしまってはいけないからで、どちらかをないがしろにすることもまた誤りだからです。別々に捉えがちなことをひとつに集約することで、君がイメージしていた「ペイ・フォワード」や「サイコフレーム」などの現象を起こすための下地をしっかりと生成することが可能になります。またこの時期は様々な扉を開けることになりますが、決して怖がる必要はありません。扉を開けることは、変化が起きるということです。変化を受け入れ、楽しめる気持ちを持つようにしてください。
イベント後に訪れたもの。
それは大きく言えば「地球とひとつになる」です。
あなたが目指したものは、規模にかかわらず期間中確実に起こりました。
そしてそれは、これからの「拡大の始まり」を意味します。
このカードが示す「静けさ」は、「次」が明瞭と見える状態を指します。
目に見えるものと見えないもの、その両方において、あなたは悟りを得る一連の流れを経験しました。それを決して忘れないでください。
』
このような解釈になりました。
この「表」と「裏」ふたつの解釈を、過去個人事業主として活動していたころにはまとめてリリースしていました。今思うとよくやっていたなぁと感心してしまいます。
わたしたちはよく、占いの類に「具体的かつ当たる」何かを求めてしまいます。
そしてそれは、自分が受け入れられるものならば「当たる」と評価し、それが理解できないと「当たらない」と突っぱねてしまいます。
そのように「表面上」で決めつけてしまうのは、大事な気づきを放棄してしまっている証拠に他なりません。その酔っていたお客さんは気づきを得るためのサポート体制がしっかりしているため、今後の変化がどのようになるのか、数年後を見てみたいと思いました。