つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【活動報告】第8回木育フェスタ@大沼流山牧場

今月はじめのことですが、七飯町大沼にあります流山牧場、またはパドミュゼにて木育フェスタが開催されました。

 

こちらのイベントは当初9月に行う予定だったのですが、台風などの影響により延期。

しかし、日程が変更になったのもなんのその。当日は500人を超える来場者を得ることができました。

 

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 主催は木育フェスタ実行委員会。

共催に木育マイスター道南支部(わたしが所属していのはココ)、どさんこミュゼ株式会社、大沼流山森づくりネットワーク。

協力に渡島総合振興局北海道旅客鉄道株式会社、株式会社ハルキ、無印良品シエスタハコダテ。

後援に函館市七飯町・森町の教育委員会が加わっています。

 

そして当日は北海道教育大学の学生さんもボランティアとしてスタッフに加わっていただきました。

 

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アクティビティはほぼ屋外で行いましたが、幸いにも天候に恵まれました。

ただこの地域は比較的風が強いらしく、時折モノが飛んでいくという事態に。

そういった苦難を乗り越えながら、5時間はあっと言う間に過ぎていきました。

 

ぼくがお手伝いに入りましたブースは2か所あり、

午前⇒ようてい木育倶楽部(噴火湾木育ひろばにも出展いただきました)

午後⇒削り馬を使った木工体験ワークショップ

 

となっていました。

 

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こちらはようてい木育倶楽部

 

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こちらは削り馬。

もちろん、大人が時折手助けします。

 

こどもに刃物などを持たせるとなりますと、やはりリスク管理が・・・となってしまいます。

しかし、そんなのお構いなしにこどもは「やりたい!」と言います。笑。

 

ではどうすれば安全に行うことが出来るのか?

これも、試行錯誤の連続です。

 

こういった場所では、規模に関係なくけがなどは発生します。

起きてしまったことは大変残念だとは思うのですが、それも必要なアクティビティであり、からだを使って体験できる学びのひとつだと思っています。

こんな危険なことをさせて!と言われてしまいそうですが、そのような行為を経験させないままのほうが余程危険だと考えているとともに、モノを「正しく扱う」ことを覚えてもらうことで、安全性を確立させることができるのではないかと考えています。

 

あれもこれも、○○だからダメ。

それでは、何もできなくなってしまいます。

ついには、こういったイベントもなくなってしまいます。

なくなってからでは遅いです。

あーだこーだ言うのはね。

 

それは、他のことにも言えるはずです。

 

 

 

 

さて会場ではイートインスペースなどもあり、アクティビティの他に食べ物でも楽しむことが出来るようになっていました(早々に売り切れ続出になっていました)。

 

また、当日の催しをおさらいしてみますと

 

・葉っぱのお弁当づくり

・葉っぱの額縁づくり

・ロボスギ君づくり

ハーバリウムづくり

・手形アート

アイヌ紋様木染め

・バンダナづくり

・焚き火であそぼう

・グリーンウッドワーク(削り馬はココに入ります)

・杉玉ポイポイ

・動物ふれあいエリア

 

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となっていました。

 

 

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自分が催行したイベントの前と後では、このイベントに参加したときの感想はまるで違ったように思います。

 

まず思ったのは「羨ましい」ということ。

次に思ったのは「これが八雲でできたら」ということ。

自分のイベント前に見ていましたら、相当凹んでいたと思います 笑。

 

 

イベント中に主催のかたや、渡島総合振興局のかたたちに御挨拶しますと、自分のイベントのことに触れてくださいました。

口々に言っていたのは「よくやったね」というもの。

何がと言いますと、「3日間」と「7時間を超える長丁場」なのです。

これは毎回思いますが、完全に気持ちでやりました。

その他はすべてが足りませんでしたから。

 

だからこの評価は、素直に受け止めることができたと思います。

 

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以前誰かに話をしましたが、ぼくの人生の再起のきっかけが「木育」をはじめとした自然体験活動でした。

 

八雲町に移住してからはさほど動く機会もありませんでしたが、フタを開けてみますと、そこそこに活動する機会に恵まれています。

 

自然の多いところに住みたいと、いつしか思っていたことが現実となり、今日を迎えています。人はこれを「引き寄せの法則」と言ったりします。

ただ、引き寄せはこれで終わりではありません。

まだまだ実現させたいことはあります。

 

 

昨日とおとといの日記では自分をクソと言っていますが、将来は人里離れたところに住

み、人様に迷惑をかけないようにして、自然を相手に(という表現になってしまいますが)自身の考えなどの探求を行いたいと思っています。

それがおそらくいいのだろうと思います。

どうやらぼくは、人に害を与えるいきもののようですから。

 

だから、死ぬまでのあいだに探求を続けることができるよう、自然体験活動を通して今でいうスキルなるものを身に着けようとしています。前途多難ではありますが、モノになればいいなと想っています。

 

木育という活動には、植樹や治山事業なども含まれていきます。

それは木=林業といった考えではなく、農業や漁業、酪農などにも直結するものになります。

 

市に比べますと、町村の主幹産業は第1次産業のところが多いです。

その灯を消さないためにも、この木育で罪滅ぼしをしていきたいと思っています。