つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】 ふりそそぐ白

気まぐれなのか

 

それとも 偶然なのか

 

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空の青さも

 

目の前の白さも

 

何かの意思があってのことなのかと考えることが

 

そもそも無意味のように

 

ただただ

 

白く綺麗で、冬という季節の使者が舞い降りる

 

 

 

それはもう

 

感情で言い表すことさえ不遜なのだと悟る

 

 

 

目の前の世界というのは

 

何かと相対するものが有るように感じる

 

それに直面するたびに何かしらの意図を感じずにはいられないが

 

それを考えたとしても仕方がない

 

ただ経験し 乗り越えるだけなのだと言い聞かせる

 

 

 

これだけ多くのいきものがいると

 

想いを馳せても仕方ないと感じる

 

想いを馳せることのキャパシティを超えたものが

 

すでにその人にはあるのだから

 

 

 

しんしんと降り 積もっていく白い結晶

車の屋根にも 道路脇にも

自然という大きなうねりに乗ってやってくるそれは

ときには視界を遮り 自問自答を促す

 

その答えを ひとふりの雪に求めるように

 

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