つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その190

【Series of  John  Coltrane】

Live In Seattle / John Coltrane

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GRD-2-146(海外盤)


Disc:1

1.Cosmos
2.Out Of This World
3.Body And Soul *
4.Tapestry In Sound

 


Disc:2

1.Evolution
2.Afro-Blue *


*…未発表曲

recorded live at the Penthouse in Seattle,Washington on September 30,1965

 


parsonel

John Coltrane(ts,ss)
Pharoah Sanders(ts)
McCoy Tyner(p)
Donald Rafael Garett(bcl,b)
Jimmy Garrison(b)
Elvin Jones(ds)


1965年9月、シアトルで行われたライブでの録音。
日本盤は1枚での構成でしたが、その後海外で2枚組が登場。未発表曲を2曲を加えての再リリースとなりました。
実はこの日の演奏曲はこれだけではありません。
RLRというレーベルから発売されている「The Unissued SEATTLE Broadcast」には別に5トラック(アナウンス含む)が収められており、その全貌の一端を知ることができます。


こちらは名門インパルスからの発売なので「公式」といったイメージが強いところはありますが、前述したRLRレコードからの発表音源も、興味深い音源に相違ありません。
こちらのアルバムで注目すべきは1枚目の4曲目かな、と思います。もちろん未発表曲も注目ではあります(2枚目のアフロブルーなんかは35分近くの演奏)。
トータルで2時間にも及ぶ白熱の演奏です。これがたった1日で行われた演奏とはとても思えません。その他に違う音源が出てきているのだから、更に驚きです。
コルトレーンの演奏時間は長いことでも有名でした。日本の公演なんかは1曲1時間近いものもありました。それは長すぎるのか?といった問いに関しては、半々といった答えが妥当でした。


その1曲を聴いていたいという人も確かにいましたし、もっと違う曲を聴かせてほしいという人もいましたから。