つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

台北でいただいた食事に想う。

2日目の夜、士林夜市というところで晩御飯をいただきました。

ここは地下鉄でアクセスがしやすい他、駅からも離れていない場所のため、個人的には今のところお気に入りの場所となっております。

 

夜市ということは、露天商が数多く出ています。ということは、雑貨から食べ物まで様々です。そこに群がる人はお祭り騒ぎというものではなく、生活の一部として存在していました。これが日常なのですから、ある意味納得です。

 

 

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ま、旅行者から見てみますと非日常感たっぷりなわけですが

 

 

  

前回の旅行では、露天商で売られているものをいくつか購入し、美味しくいただきました。しかし難点があるのです。それは食品の大きさ、つまりはボリュームで、それを購入してしまうと他の食べ物がなかなか口に入らないというデメリットがあります。

 

 

そんな理由から今回は最初から露天商には目もくれず、地下街にあるフードコートのような場所でしっかりといただくことにしました。

 

 

地下街は階段やエスカレーターなどで向かうことが出来ます。

 

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実際は違いますが、こんな感じで。

 

 

 

 

台湾の(もしくは台北の)特徴なのですが、きれいなお店もあれば、そこら辺の人が日常で利用するお店もあります。地下街はどちらかというと「日常」寄り。この夜市にも観光客はたくさん来ていますけど、台北駅の歩道でも似たような光景を目にします。

 

ここは外食文化なんだなぁと実感したわけです。

 

 

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 これは地下で

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これは地上

 

 

ちなみにこの日夜市でいただいた食事は、こんなんなりました。

 

 

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牡蠣のオムレツ

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青菜炒め

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牛レバーのスープ

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鶏肉が入った炊き込みごはん。

 

台湾ビールを入れても、500元に満たない金額だったような。

これでおなかいっぱいになりました。

 

 

 

 

ここの店主さんは日本語がわかる方なので、純粋に「おいしい!」と伝えますととても喜んでくれます。実際に美味しいですし値段も市民価格です。

会計後に「よかったら宣伝して!」と、実際の伝票を渡されましたが、こっちを使うことにしましょう 笑。

 

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このお値段表は、2019年1月現在と言うことでご了承ください。

 

その後地上に戻り、ぐるっと夜市を回って帰宅しました。

 

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海鮮もお肉も豊富に使ったメニューがある一方で、いわゆるベジタリアン的なお店もありました。

 

その表記は「素食」となっており、台北駅のすぐ近くにありました。

ここで食べる機会はありませんでしたが、いちど食べてみたいなと思いました。

 

 

この国でいただいた食事。

不思議と、全部が「身体にいい」と感じてしまいます。

日本のようにあれこれと調味料を入れているようには見えない一方で、ショウガなどに代表される、代謝を促す食物がふんだんに入っています。

台湾の食事でお腹の調子を崩したことはありません。むしろ快調なほうです。

では日本の食事は何が違うんだろう、と素朴に考えてしまいました。

 

いまの日本では健康志向の食事や症状を改善させるための食事、はてまたスピリチュアルに偏った食事など、多様性を究めています。そのうえで肉や魚を食べるなんてありえないという風潮も一部では立ち込めています。

 

しかしこの国に来てみますと、「は?」で終わってしまいます。

どちらもあっていいじゃない、ニーズがあるからあるわけで。

日本はちょっと、トクベツな国になってしまっていたんだなと思ってしまいました。

 

ずーと、あれをやめれば、これをやめればああなるこうなるといろんなところで伝え聞きますが、注意しなければならないのは、「続ける」ことがそこにあるのかどうなのか。●●したら終わりでは、説得力がありません。そして、特別な食事をしていると豪語している人は、その人格を間違いなく見られます。どんなにすごいことをしているという自覚を持っていても。自分の意志や考えとは関係なしに。

 

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野菜も美味しい。

お米も美味しい。

お肉も、魚介も。

どれかだけが恵みではなく、すべてがわたしたちが生きていくための大事な恵みです。

きょうも明日も、美味しく、責任を以ていただいていこうと思いました。