つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】夢をわすれていた

数日ものあいだに暖かさが連弾となって舞い降りると

 

にわかに大地が春の待ち遠しさを語りはじめた

 

 

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永らく分厚い白さに覆われていた世界から

 

小さくも力強い芽が姿を見せようとしていた

 

 

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人は行き交い

 

風はその真横を通り過ぎる

 

 

 

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足下にあった滑り止めの砂は舞い

 

小鳥も嬉しそうな声で鳴く

 

 

 

 

 

身体に重みがかかることがあっても

じつは毎日は続いている

考えを 想いを いろんなものごとを巡らせながらも

いつだってここは廻っている

 

 

 

 

 

 

 

時間は流れていることに人はどこかで気づく

 

じつはそんな毎日を迎えている

 

 

 

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いつのまにかケースに入っている名刺の残りは6枚になった

 

印刷して増やそうか悩む 久々に雪が舞った日だった