きょうでおわり あすからはじまり
2019年3月31日をもちまして、1年間勤めました八雲町地域おこし協力隊の職を退くことになり、明日4月1日から大学職員としてのスタートを切ることになります。
仕事らしい仕事は既になく、最後の1週間は移転先の片づけ等に追われるばかり、ほんとうに明日から仕事が出来るのか?と少々不安ながらも、不思議と腹を括ることは出来ています。
土日は役場も開いておらず、金曜日が実質年度末の様相を呈していました。
明日は新年度。辞令交付の日でもあります。
正職員は町長から。臨時職員(協力隊もそう)は副町長から辞令交付を受けることになっているようです。
また、明日は新元号が発表される日でもあります。
自治体としては、新年度に加えて元号が変わるという、何とも忙しい4月になりそうです。
ふと
「こんなふうにして終わるのか」
と思っていたりしました
さいごは静かにといった表現が適切で
ひっそりと表舞台から去る印象です
必要とされていたのかどうかは最後までわかりませんでしたが
精一杯生きていくことはできたのではないかと思います
その成果がここにあると胸を張って言うことができるからです
ほんとうだったら自分の行動がきっかけで
マチに人を呼び込む要素が生まれればよかったのですが
コトはそうかんたんにはいきません
実感したことと課題を残して
ぼくは次の段階に進むことになりました
望んでもたらされた大自然が近くにある環境
ここで次の修行に入ります
それは協力隊のときとはまた違った
目先のものではない 自身が意識していない部分のものです
ここで長い期間を過ごすことを決めました
ここが終着点になればいいなと考えています
きょうはマチに下りて来ていて
帰りにふと 役場近くのコンビニに寄った
もうかんたんに入ることの出来ない2階の一角を見てみると
日曜の夜だというのに電気が点いていた
誰がそこにいるのかは安易に想像がついた
だからそっと エールを送った
吐く息はまだ白く
風にも冬の妖精がついて回っている
足下は冷えて固まっており
暖かさはまた姿を隠してしまった
明日は 寒さの中で1年がはじまりそうだ
いろんな人の顔を思い浮かべながら その一手を打ち決めよう