身を置いて 初めてわかることがある
ゼロになることは ひとつの強さなのだと
ゼロと言われれば
これまであったものがすっかり無くなってしまう印象を持っていた
感覚での話に過ぎないが
ゼロというのは違う という感覚が広がっていった
いま ゼロから始めている
自分ではそう自負している
周りとの関係が希薄になっていったとしても
自分にはゼロになる意味があったのだと
求めた先のなにもかもが 全身全霊で教えてくれた
すべてをなくしたのではない
すべてを出すときが ゼロなのだ
これまでの時間に後ろ髪をひかれながら
これまでなかったゼロポイントを打ちこんでいく
そこに何かがあると確信して