つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

ほっ。

今週もハードでした。

 

そのぶん、ほっと一息のなんと心地よいことか。

 

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あら、ぼけてる(汗)

 

 きょうは午前中に牧場の仕事に勤しみ、午後からは住んでいる地域の町内会の催しに顔を出してきました。

 

町内中心部の町内会と比べますと、規模はぐっと小さくなります。

確認したところ、町内会に所属している世帯数は21世帯。少ないのかなと思いつつも、この地域にはまだこれだけの方たちがいらっしゃるんだなと感じました。

 

実は現在の場所に引っ越してきてから、住人にしばらくお会いしませんでした。

仕事の関係でお会いした方が数人いらっしゃるのみで、そのほかのかたとは面識がなかったのです。そのため本人が自覚しないところで緊張感が増し、先日のこのような日記の掲載となってしまいました。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

実は連休中に町内会へのご挨拶の品を用意していたのですが、世帯分きっちりの数を購入していたのです。その数で家人と意見が食い違い、感情的になってしまったというのが事の顛末です。

 

で、実際のところは足りなくなることはなく、かえって余剰分が出てしまいました。

ああだこうだと意見を飛ばしていたのが懐かしい・・・笑。

 

 

町内会へのご挨拶(全体と各テーブル)も無事済みましたし、ご挨拶の品も重複のないように町内のかたが手配してくださったりと、ひとまず歓迎をしていただきました。

なんだかんだいって、この瞬間がとてもありがたかったです。

 

 

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ぼくが入る町内会は無論のこと高齢者が多く、ぼくがかなり若い世代に属するほどです。世界の縮図を見るようですが、自分が望んできた場所にはついて回る問題であり、都市部でも近い将来、または既に顕在化しています。こういった場所を通じて「自分だけ」と殻に閉じこもるか、積極的に交流を図るかで、生きやすさ(または息のしやすさ)が大きく変わってくると思います。人付き合いの濃さが明確に出てきますが、人間である以上、アナログでもデジタルでもやりとりは必ず発生します。人間は一人でも生きていける、というのは個人的には幻想だと考えていますが、人間はやはり独りでは無力に近いほど力が弱いです。他人の力の大きさを実感するためにも、こういった経験はしておく必要があるかなと感じていました。

 

 

幸いなことに、協力隊員時の活動を知っていてくださった方もいらっしゃいましたので、導入としてはとてもスムーズでした。また、挨拶の部分では高齢者が多いことから、大きな声でゆっくりとした口調を心掛けました。緊張はしていましたが、声が小さいですと印象も変わってしまいますので、この点だけは気を付けました。あとは今後のコミュニケーションです。世間話でも、叱咤激励でも、とことん話を伺っていこうと思います。

 

 

これで、この町内の住人になるための扉は無事に開けました。

初めての土地で生きていく大変さは既に経験していますが、改めて身が引き締まる思いがした、土曜日の出来事でした。