つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】流れ星

後悔などしていない

寧ろ覚悟の連続だ

君には明日があるのだろうが

僕には明日しか残されていない

だからここ最近特に思うのだ

この日に満足して死にたいと

 

 

人は理想を求めて彷徨うが

理想と現実が繋がることは滅多にない

理想は常に動き

現実もまた常に動いている

変わらない理想がそこに添えるかなど

わかったものではないから

だから言えることは

理想などほんのひとときで

その後は理想とは異なる現実が近づくだけ

それを見てみないふりをしている人がいるだけ

 

 

どこに行っても楽などない

苦労の中から探し出せと言われるばかりだ

一筋縄ではいかない人生なのだ

常に紆余曲折であることを知れ

つまらない時間など何一つないということ

 

 

これからの時間で何を見つけるかによって

この先10年が決まってくる

この人ありと呼ばれなくてもいいではないか

ただただ探究者でいればいい

努力を惜しまない人と成れ

 

 

改めて言おう

残りの時間全部を使って

君がやりたかったことをしてみたまえ

 

どんなに辛くても

どんなに孤高でも

今居る場所で

求めていることの切れ端を掴んでみたまえ

この世界の温もりは

それをずっと待っているから

 

 

だから私流の礼節で

ここまで生かしてくれた数多の存在にお目にかかろう

身体を動かし

心を動かし

魂を動かして

いずれ還る土となろう

こことこれを「大切」とするために

 

愚かでいい

愚かでいいから

へたくそな詩でも詠みながら

ウイスキーをちびちび飲っていなさい