つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

気持ち悪さの向こうがわ。

本日久々に職場の一室を整理しました。

 

写真には残していないのですが、先日ここから物品を持ち出そうとしたところ、なんとネズミが入った跡がありまして、その対応に右往左往していました。

その時は既にネズミはその場所にいませんでしたので事なきを得たのですが、一度部屋全体を点検しなければならない必要が出たため、本日の整理となりました。

 

 

ところでみなさんの職場には、普段どれくらいの「不要なモノ」があるでしょうか。

 

例えばこんな感じ。

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軽自動車の荷台ぱんぱんになることもしばしばです。

(写真の場合、後部座席は倒さず立てたままの状態にしてあります)

 

 職場にある不要なものの代表格としては、「書類」があげられます。

その中には保管必須のものもありますけれど、会議の議事録や通知文書、そして何かしらの案内なども含まれていることから、廃棄するものも当然出てきます。しかも多量に、です。

 

これを「まるごと」処分できるとしたらこんなに楽なことはないのですが、どうも人間の性格上、必要なものもそうでないものもごちゃ混ぜにして積み上げていったりしてしまいます。そこから選り分ける作業というのは結構面倒なうえに苦痛(のようなもの)を感じるもので、時には気分が悪くなる(体調が崩れるという意味で)こともあります。

 

 

 

というのも、今日の整理でこの「気分が悪くなる」という状況に直面しました。

原因ははっきりしていません。ひょっとするとその場所の空気が悪かったのかもしれません。埃っぽかったですしね 汗

 

休み休み整理を続けましたが、言われて気づいたことは、その場所が「どれくらいの期間人の手が入っていないか」が影響しているのではないだろうかということでした。

整然と収納された状態でも、それが長期間放置されている場合というのはどこにでもよくある話だと思います。職場でも個人宅でもそのような場所は必ずありますね。

 

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写真は別な場所になりますが、1階部分の複数の部屋に積み込まれていた書籍や資料の数々です。積み上げている高さが異なっていますが、同じ冊子が複数あるものも多数あり、一目でわかるように机いっぱいに並べております。実際はこの上に収まりきらず、写真後方にある椅子の上にも並べておりましたが、当然これらの冊子などは長いこと人間の手に触れられていなかったため、ひとつひとつ軍手越しに触れましても体力をどっと持っていかれるほどの力(ある意味)がありました。この時は正直、へんな汗をかきながらやっています 笑。

 

大なり小なり、会社にはこのような状況を招いているところはあると思います。

ではなぜ整理しないのかといいますと、理由には「収納する場所が豊富にある」や、「整理する人がいない(または仕事して行われていない)」というのがあります。昨今企業向けの整理を行う会社もあるように、最早整理整頓(断捨離やがらくた整理を含め)はビジネスモデルになっています。ということは、整理の規模(仕事の規模)が大きいことの裏付けにもなります。

 

数奇な導きですが、移住前の最後の仕事はこの「整理をする会社」で働いていました。そのため現在の職場での整理は、その経験がぐっと生きています。なんでも処分するのではなく、何があるかを明示化し、判断してもらう。その中には判断を仰ぐ必要のない不用品も含まれますが、処分までのチャートを形成することが出来ます。それをある程度できていることはまさしくこれまでのいろんな経験がモノを言っているなと勝手に自画自賛しております。

 

個人でモノを捨てるのも、会社でモノを捨てるのも、結構大変ですよ。

 

 

 

ちなみに、気持ち悪さはどうして起きるかと考えましたら、「そこがいちばん汚れている」という自分なりの回答を得ました。もしくは、「一番人の手で触れられていない」ということになると思います。

 

結局1日かけて(断続的に)該当の場所を整理しました。最大サイズの町指定のごみ袋2袋にはなったでしょうか、あちこちから不用品が出てきます。とめどなく出てくる様子を見て、いったい今の職場にはどれくらいの(潜在的にある)不用品があるのだろうと軽く震えました 笑。

 

 

今年度内でどこまでできるかわかりませんし、他人からの評価も正当に(といっていいものかどうか)下りるとは限りませんが、ひとつの指標としてどれくらいできるか、これは独善的ですが、自分自身のためと割り切ってやっていこうと思いました。