ありがたくも、お盆休みに連休をいただくことができました。
昨年よりも日数が多いので、気持ちにゆとりをもって行動することが出来ます。
とはいっても、お墓参りに実家へ帰省くらいなもんですが。
車でゆっくり走って3時間。
これが八雲ー札幌間の移動時間です。
200km以上ある走行距離。
北海道民はかんたんに移動してしまいますが、本州ではどうでしょうか?
何度か本州で車を走らせていますが、いまいち感覚がつかめません。
若かりし頃は「いかに早く」が信条でしたが、おっさんになりますと走行中に流れる景色を楽しむことが出来るようになりました。
車で移動している間の空間も、楽しむことが出来るようになってきたのです。
独りで運転しているときはしこたまジャズのCDを持ち込んで流していますが 汗。
やはりといいますか、以前から、大きな大きな方違えの効果(もしくは影響)というものが出てきているようです。心身の疲労は溜まる一方ですが、反面楽しさや充実感もあります。そのギャップに揉まれながら、きょうもだらだらと汗を流しております。
想えば。
後ろを振り返る余裕もなくひた走ってきた3か月でした。
大泣きし、時には怒鳴るほどの怒りを抱えた3か月でした。
揺れ動きながらも変わらなかったのは、ここに居たいという気持ちだけでした。
いろんな言い方はありますが、個人的には「背水の陣」なのです。
ここを居場所にしていかなくてはなりません。
ちょっと感傷的になってしまうのですが、
いつもと同じ光景もそうなのですが、違う光景が始まりますとありがたいもので何かと刺激を受けます。それはいつもと同じ状況の中では与えられなかったことです。毎日ほぼ同じ場所にいながらも、年間を通していろんな側面から刺激をもらうことができるのは、幸いだというよりほかにありません。少し大げさな考えをすれば、ぼくという最低(と評価されがち)な人間もまだまだ捨てたもんじゃないのだなと思うのです。 笑。
現在は学生実習のさ中です。
いつもと違う空間が職場全体を包んでいます。
いろんなことに振り回され、時には弱音を吐きたくなるときもありますが、潰れない程度に頑張りたいと思います。
そそ、今日は久々に牧場に手伝いに出ました。
はい。作業着である「ツナギ」を着て、長靴を履いて。
しばらくぶりに牛のいる境界に入りました。
牛は結局あまり触らせてくれませんでしたが、ぼくの体で身体のブラッシングをするなど好き勝手やってくれました笑。どうやら警戒はされていないようです。
すぐ近くにこうもはっきりとした「別世界」があるのは、実は自分にとってとてもいいことなのかもしれません。行動範囲も、手掛ける仕事も、今までとは世界がまったく違いますが、奥深さもありますし、自分のすべてを注ぎ込む価値があります。ですが今まではそうではなかった訳ではありません。今までがあるからこそのことなのですから。
今週も蒸し暑い日々が続きそうです。
その中でもしっかりと自分を保ち、健康に留意していこうと思います。