マメに地元自治体のHPを見るようにしています。
これは札幌市在住時にはなかったことなのですが、地方になりますと自治体からの告知や情報というのは結構重要でして。
そんな感じで今日も北海道八雲町のHPを閲覧していたのですが、「地域おこし協力隊」の募集要項がアップされていたのを確認しました。
ブログ主は平成30年度の地域おこし協力隊として着任。
当時のミッションは「地域振興」と「担い手の確保」でした。
今回の募集要項を見ますと、「研修牧場の設立支援」とあります。
そうなると産業は第1次産業で固定となるわけですが、実際はいろんなつながりを経験すると思います。この場合は職場が第1次産業ということになりますが、設立支援ということは、その枠にとらわれない働きを求められているということになると思います。
また、都市部から地方への移住に対してあれこれとイメージを持ってしまうのはしょうがないことかもしれないのですが、そのイメージに引っ張られすぎない様に注意していかなくてはなりません。
地域おこし協力隊という制度は、魅力的なものです。
しかしその魅力は、応募して採用となった方全員に当てはまるわけではありません。
各新聞にも時折記事が掲載されているのを目にしますが、夢半ば、志半ばでその地を離れていった協力隊の方もいらっしゃるという事実があります。
入念に情報を収集することも大事なのですが、機会があれば事前に移住したい場所に訪れる等、何かしら現実的なモノを携えておいたほうがいいと思います。
わたしは幸いにも何とか1年勤め、幸運にもこの町で職を得ることが出来ました。
現状与えられている協力隊の任期は「最長3年」となっています。
必須ではありませんが、協力隊での仕事を終えた後もそのマチに住み続け、起業または就職して欲しいというのが採用する側、総務省にはあります。
移住したから~とのんきに構えることなく、今まで以上に新天地での活動に心血を注いで欲しいと思います。そこからもたらされたものこそ、自分が望む世界にほど近いものであると、個人的見解として保証します。
今回の八雲町の募集は1名ですが、たくさんの応募をお待ちしております。