自分たちのやっていることを知ってもらおうと考えたとき
他者に対してどのような働きかけをするだろうか
昔は 相手のやっていることを間違いだと断定することに徹底していた
そうして稼いできた正しさの立証は 今何を物語っているのだろうかと考えた
昔は否定してばかりいた
今はそこから少しは変わっただろうか
敵を作って何になるの?
何かと敵がいれば構図は立てやすいが、敵とは何なのかを考えるとその存在にただ疑問符がつくだけだった
自分が忌み嫌う存在は敵として配置する
そうすることで警察だの弁護士だのと騒ぎ立て
自分の身を守ることで自分の正義を理論づけようとする
もう二度と という気持ちからくるそれははたして正しい行為なのだろうか?
どこでまた顔を合わせるかもわからないのに
もしかしたらひとつのことを共同で取り組むのかもしれないのに
敵を作ることはもうやめよう
それだけでも
この世界はずっと前に進むはず