つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】生やさしいわけではなく

心のどこかで求めているのは

 

自分の力を発揮することなく

 

楽が出来る場所にいたいというもの

 

 

 

これはいつの時も一緒だろう

 

こんな声が聴こえてきた

 

「この世界で生きていくのは 生やさしいことじゃない」と

 

自分がいる職業の世界においても

 

自分がやりたくて生きている世界でも

 

どうやら思い通りにはならないらしい

 

 

 

どこかで鈍感さと敏感さの天秤が振れ

 

過剰に反応する基準点が設けられる

 

その中身をなかなか精査しようとせず

 

数字などの事実にのみ難癖を突きつける

 

 

 

そんな構図はずっと前からある

 

いつだって生やさしいわけではなかった

 

 

 

自分がいる場所の苦しさを直視するのが嫌で

 

他人の居場所を苦しくさせていくことに躍起な人がいる

 

 

それは社会勉強でも何でもなく

 

熟していない感情がもたらす 失態という酸味でしかない

 

 

その痛恨さは巡り巡ってくる

 

今の場所が安泰ではないことを悟らせるために

 

 

 

神に祈って得たものも

 

精霊に頼んで導いてもらったものも

 

その対価はどこかで求められてくる