ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行った際、宿泊した場所は最寄駅の「ユニバーサル・シティ駅」ではなく、ひとつ隣の駅でした。
写真は夜のUSJです。
JR西日本の路線で桜島線というのがあるのですが、その「桜島駅」にあるパートナーホテルに滞在。そこから見えたモノで記憶が甦り、翌日写真に収めました。それは
「起点・終点」です。
この名称、フジテレビ系列の番組で「ヨルタモリ」というのが放送されていました。
毎週決まったコーナーをするのではなく、中には「なんじゃこりゃ?」というものもあったのですが、その中のひとつに「起点・終点」のコーナーがあったのです。
それを思い出した途端、この光景がなんとも味わい深いものに思えてなりませんでした。
起点とはそこから始まるということ。
終点とはその場所で終わるということ。
ひとつの地点で両方の、まったく逆の意味を持つというのは、この場所に限らないような気がしてなりません。
実は「始まり」も「終わり」もないもので、これが「続いている」ものだと考えることもできます。そしてこれは、人生にも当てはめることができます。
ひとは何かと「終わらせ」たがります。
そして決意を込めて、「始め」ようとします。
それは過去への訣別なのかもしれませんし、軽やかな覚悟なのかもしれません。
ただそのような姿勢を取ることが出来るのも、「これまで」があってのことだと言えます。
どこかで思ってしまうのです。
「終わり」を設定しないで欲しいと。
はい。わがままなのですが。