つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

誰だって薬を飲むのは嫌。

いきものを相手にする場合、ついて回るのが「治療」です。

 

 

 

犬も猫も、何かと治療が必要な事態が起こります。

身近な存在ですらそうなのですから、牛や馬、動物園にいるいきものも治療が必要なケースが出てきます。

 

勤め先の牧場には牛がいますが、牛にも体調の良しあしがあり、必要に応じ治療を施します(いずれの場合も獣医師の指示が必要です)。

 

 

これまで見てきた治療ですが、注射に経口薬が主な治療になります。

あとは蹄のケア。人間以上に繊細ないきものであることの他に、言葉による意思疎通ができないので、体毛のツヤや食欲、目の覇気などで体調を判断する必要があるようです。

 

 

 

問題なのが、調子が悪いからといって「すんなり」処方を受けてもらえないということです。

 

 

治療云々とは別に、牛は基本、逃げます 笑

追いかければ追いかけるほど、全力で逃げます。

なので保定枠というものを使用し、牛を保定したうえで治療を行います。

(用途はほかに体重や身体測定などがあります)

そのほうが牛も人もケガせず、安心に行うことができます。

(完全にというわけにはいきません)

 

 

 

きょうも治療でお薬を飲ませました。

 

 

が。

 

 

 

たまーに、飲ませたお薬を「戻す」牛もいらっしゃいます。

 

そのときは、作業着などがお薬で満たされます 笑。

 

お昼休憩に入る際、職員から言われたひとことは、

 

 

「何て顔してるの!?」

 

 

でした。

 

 

家人にも言われたので写真を撮ってみたらこうでした。

 

 

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こりゃひどいわ 笑。

 

 

 

毎日、こんなんなりながら仕事をさせていただいておりまーす。