いまできることはなんだろう。
3月、年度末に入りました。
が、いつもの3月とは様子が大きく違います。
言わずもがな、新型肺炎コロナウイルスの影響が影を大きく落としています。
当方は北海道に住んでおり、かつ渡島地方(函館方面)にいます。
報道でもご存じのとおり、いま北海道でのコロナウイルス検査で陽性が出た方の人数が全国一になっています。この記事を書く数時間前には、お亡くなりになってしまった方がおひとり増えてしまいました。
今回の騒ぎについてはいろいろ考えることがありますが、今日ここでは差し障りのないお話に終始しようと思います。
こちらは函館蔦屋書店で掲示されていた、臨時休業の張り紙です。
北海道知事が緊急事態宣言を出したこと、これに続いて内閣総理大臣も緊急の要請等を行ったことで社会はいいようのない戸惑いに包まれました。
実はこの週末、どうしてもという用事があり、北斗市・函館市へ出かけていましたが、どこへ行っても人影はまばら。逆にスーパーやドラッグストアは盛況という感じでした。
不要不急の外出は避けて、という要請があっても、外出しなければならない用事というものは必ず出てきます。マスクをしている、していないで心もとなさが出てくるのは何ともなぁという気持ちでしたが、何せ今回の相手は未知数の部分が多い存在です。万全を期しても結果ダメだった、という場合も想定しないとならないので、ある程度の覚悟を決めた行動をしなくてはならないな・・・と勝手に思いました。
新型肺炎にかからないための予防策として言われているのが、入念なうがい・手洗いをはじめとした、周りの衛生環境を清潔に保つことだといわれています。
衛生環境を保つですが、実際なかなかそうはいきません。
大掃除ですら大変なのですから、普段から清潔の水準を保つのは結構骨が折れます。ましてやこの事態ですから、いつも以上にという意識が働きます。これで十分という区切りは、ひょっとしたらつかないかもしれない。終わりがいつなのかもわからないまま、この意識を保つのはなかなか酷です。
誰しも時間がぽっかり空いたわけではないので、その時間を使って生活空間を清潔にし
ていくのには少々無理があります。無論少しでもキレイにしていくことができればいいのですが。
これは個人的感覚ですが、「栄養を摂る」「免疫力をつける」ことが一番大事なのではと思っています。よく働き、よく食べる。出来ればレトルトではなく、手料理で。外だけではなく、内からも自分自身を守る。それが今自分が納得してできることだと思っています。
この日のお昼は薬膳をいただきました。
刀削麺ですが、中国式のスパイスが効いていて良いです。
気づいたらお店の看板犬がちょこーんと。
これからは、一度は定義されたことが覆っていくかもしれません。
未確定の要素のほうが圧倒的に多い状態です。
普段の出来事にも、「実は~だった」ということはあります。
こういうとき、どうも多くの人は裏情報のようなものに真実味を感じて食いつく習性があるようです。それは報道などで流される情報の信ぴょう性を疑っている裏返しなのかもしれません。だからといって、身元を明かさないうえでの情報は、もっと疑うべきだと思います。過去に何度も、そういったことは繰り返されてきていることを忘れてはいけません。
いまできることはなんだろう。
今月は、しっかりとそれを考え、しっかりと計画していかなくてはと思いました。