つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】いつのまにか陽になって

みるみるうちに積雪は融けてゆく

 

あれだけ行く手を阻んでいた重みのあるものが

 

萎縮していくかのようにどんどんと

 

その下からまた かつての光景が見えてくる

 

 

 

f:id:maruyamabase:20200319212024j:plain

 

 

どこかの一角では既に花が咲いていた

 

ほほをかすめる風も 今日は冷たくはなかった

 

 

 

あなたからの便りも これくらい暖かいものであったなら

 

どれほど待ち遠しくなることだろう

 

 

だからひそかに

 

この胸のいちばん奥に